Moto3™クラスプレビュー~ヤングライダーたちの挑戦が始まる

日本人6人を含む31人がワールドチャンピオンを目指し、全20戦のバトルに挑戦。

開幕戦カタールGPは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで3月6日(金)に初日、8日(日)に決勝レースを開催。31人のヤングライダーたちがチャンピオンを目指し、シーズンを開始する。

19年シーズンにチャンピオンを獲得したロレンソォ・ダッラ・ポルタ、総合2位のアロン・カネト、総合3位のマルコス・ラミレスが中量級に転向したことから、2勝を含む7度の表彰台を獲得した総合4位のトニー・アルボリーノ、最多参戦を誇り、最年長となった総合5位のジョン・マックフィー、新人王を獲得した総合6位のチェレスティーノ・ヴィエッティ、優勝を挙げた総合7位のニッコロ・アントネッリと総合8位の鈴木竜生らがタイトル獲得に挑戦。

参戦2年目を迎える総合10位の小椋藍は、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催された今年最初のオフィシャルテストでベストレースアップとオールタイムラップレコードを非公式ながら大きく上回る最速時計を記録。レースシミュレーションでは、ライバルたちを圧倒するペースを刻むと、2度目のオフィシャルテストでは総合2番手に進出。

当地で開催された開幕戦直前のオフィシャルテストでは、参戦2年目のフィリップ・サラッチが初めての総合1番手。ガブリエル・ロドリゴ、デニス・フォッジアも安定して上位に進出。

昨年の開幕戦で日本人ライダーとしては07年6月の第7戦カタルーニャGP以来12年ぶりに優勝を挙げた総合19位の鳥羽海渡と同期、総合20位の佐々木歩夢は、新天地に移籍。ホンダからKTMに乗り換え。参戦4年目の飛躍を目指せば、2人の新人、國井勇輝山中琉聖は走行経験がある当地で好発進を狙う。

3月5日(木)
14時00分(20時00分): グループ写真撮影

3月6日(金)
13時25分(19時25分): フリー走行1(40分間)
17時05分(23時05分): フリー走行2(40分間)

3月7日(土)
12時55分(18時55分): フリー走行3(40分間)
17時05分(23時05分): 公式予選1(15分間)
17時30分(23時30分): 公式予選2(15分間)

3月8日(日)
13時10分(19時10分): ウォームアップ走行(20分間)
16時20分(22時20分): 決勝レース(18ラップ)

VideoPass(ビデオパス)』では、開幕戦カタールGPから最終戦バレンシアGPまで完全網羅の生中継で配信。