『FIM CEV REPSOL』~中量級のホンダエンジンを継続使用

21年からのトライアンフ製エンジン導入を見送り、ホンダ製エンジンの使用を継続。

FIM CEV REPSOL』は21日、中量級の『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』に使用するエンジンに関して、新型コロナウイルス感染拡大による経済的な問題を考慮し、コスト削減を目的に、21年から予定していたトライアンフ製エンジンの導入を見送ることを決定。ホンダ製エンジンの使用が継続されることになった。

エンジンのモデルは、ホンダCBR600RRの07年型から20年型まで。

22年シーズンのエンジンに関しては、改めて検討することになった。

『Moto2™ European Championship』は、毎年数人のライダーたちを『Moto2™クラス』に輩出。総合2位エクトル・ガルソ、総合10位カスマ・ダニエル・ビン・カスマユディン、総合14位アンディ・ファリド・イズディハールの3人が開幕戦カタールGPでレギュラーライダーとしてデビューを果たし、19年王者のアクセル・ポンスが中量級に復活。

21年シーズンは、総合3位アレッサンドロ・ザッコーネ、総合5位ニキ・トゥーリ、総合9位ケミン・クボ、総合15位アダム・ノルディン、日本から石塚健(いしずかたけし)と羽田太河(はだたいが)らがレギュラー参戦を予定している。

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