将来の決断を下したロッシ「21年も継続したい」

チームが公開したインタビューで来季21年シーズンも継続参戦することを発表。

ヤマハのファクトリーチーム、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPは25日、チームが運営するユーチューブ、フェイスブック、インスタグラムを通じて、バレンティーノ・ロッシマーベリック・ビニャーレスのインタビューを公開。

ヤマハから8年連続15年目を迎えるロッシは、注目される将来の去就に関して、「難しい状況だ。以前に発言したように最初のオプションは、継続参戦に向けてトライすること。十分なモチベーションがある。続けたい。特に昨シーズンの後半戦は非常に苦しみ、多くのレースで遅く、トップ5に引き離されたところで戦わなければいけなかったから、戦闘レベルを理解することが非常に重要だ。」

「もう1年ファクトリーチームと共に参戦して決断を下す必要があった。ストロングになれるかを理解するために、新たに迎え入れたクルーチーフと幾つか修正したチームと共に5戦、6戦が必要だった。」

「問題は現時点でレースが開催されないこと。新型コロナウイルスの原因でレースができない。最も楽観的な状況は、シーズンの後半にレースができること。8月、または9月まで待とう。」

「しかし、その前に決断をくださなければいけない。とにかく、僕は続けたい。レースを走らずに、この決断をくださなければいけなかった。」

「状況は、もしかしたら、20年に走れなくなってしまうかもしれない。これはストップするには最善のやり方ではないことから、もう1度チャンピオンシップに参戦して、その終わりにストップするのがフェアだろう。だから、21年も継続したい」と、来季21年シーズンも参戦する決断を下したことを明かした。

ヤマハ発動機は、1月28日にマーベリック・ビニャーレスとの契約を更新、29日にファビオ・クアルタラロの起用を発表。ファクトリーチームの21年と22年の体制が決定すれば、同日にはロッシとの間で21年以降のレース計画について、シーズン半ばに最終的な決断を下すことで合意。継続参戦する場合には、技術支援を約束した。

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