ドイツ、オランダ、フィンランドのキャンセルを発表

カタルーニャGPまでの6戦延期に加え、6月と7月に予定していた3戦のキャンセルが決定。

国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は29日、国際ロードレーシングチーム連盟(IRTA)、ドルナスポーツと共に新型コロナウイルスの蔓延により、6月19日から21日にザクセンリンクで開催を予定する『HJC Helmets Motorrad Grand Prix Deutschland(ドイツGP)』、6月26日から28日にTT・サーキット・アッセンで開催を予定する『Motul TT Assen(TTアッセン)』、7月10日から12日に新設サーキットのキュミリングで開催を予定する『Grand Prix of Finland(フィンランドGP)』のキャンセルを発表。

併催が計画されていた『FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』、『Northern Talent Cup(ノーザン・タレント・カップ)』、『Red Bull MotoGP Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』のキャンセルも同時に発表され、開催日程に関する情報は可能な限り早く公開することになった。

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「『MotoGP™世界選手権』の開催日程において、重要な3つのグランプリのキャンセルを発表することは大変悲しいです。ドイツGPは素晴らしい歴史を持つ真のユニークなトラックで開催され、キュミリングは、フィンランドで82年以来となるグランプリ復帰を迎えるエキサイティングな新しいサーキットです。そして、象徴的なTT・サーキット・アッセンは、49年にチャンピオンシップが始まって以来、中断されることなく、毎年グランプリを開催してきた名誉ある唯一の開催地です。」

「ドルナを代表して、我々は状況の改善を待ち、全てのファンの理解と忍耐に感謝します。21年にザクセンリンクとTT・サーキット・アッセンに戻れることを期待し、新設サーキットのキュミリングが来季グランプリデビューとなることを待ち望みます。」

当連盟では、『QNB Grand Prix of Qatar(カタールGP)』の最高峰クラスキャンセル及び『Red Bull Grand Prix of The Americas(アメリカズGP)』、『Gran Premio Motul de la República Argentina(アルゼンチンGP)』、『Gran Premio Red Bull de España(スペインGP)』、『SHARK Helmets Grand Prix de France(フランスGP)』、『Gran Premio d’Italia Oakley(イタリアGP)』、『Gran Premi Monster Energy de Catalunya(カタルーニGP)』の延期を発表していた。

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