チャンピオンシップのオフィシャルウェブ『motogp.com』と『MotoGP™ eSport Championship(eスポーツ)』のオフィシャルウェブ『esport.motogp.com』は、19年版のオフィシャルビデオゲーム『MotoGP™19』と20年版のオフィシャルビデオゲーム『MotoGP™20』を使用したバーチャルレース『MotoGP™ Virtual Race(バーチャルレース)』を3月29日から全5戦を開催。歴史的な数値を記録した。
『MotoGP™クラス』は、全5レースを開催。レギュラーライダー14名に加え、ワイルドカードとしてテストライダー3名が参戦すれば、『Moto2™クラス』は2レースで18名、『Moto3™クラス』は2レースで20名、『MotoE™ワールドカップ』は1レースで9名が挑戦。最多参戦は全レースにエントリーしたフランチェスコ・バグナイアとファビオ・クアルタラロの2名。
レースの舞台に指名されたのは、ムジェロ・サーキット、レッドブルリンク、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエト。ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ、シルバーストン。
配信は、オフィシャルウェブの『motogp.com』と『esport.motogp.com』、ユーチューブの『MotoGP』と『MotoGP eSport』、フェイスブックの『MotoGP』と『MotoGP eSport』、ツイッターの『MotoGP eSport』、インスタグラムの『motogpesport』、ツイッチの『MotoGP』と『MotoGPeSport』。
レースを生中継する世界各国のテレビ局、スペインとイタリアの『DAZN』、イタリアの『SKY SPORTS』、フランスの『CANAL+』、イギリスの『BT Sport』、ドイツとオーストリアの『Servus』、スイスの『SwissTV』、フィンランドの『MTV』、スウェーデンの『Viasat』、ロシアの『Motorsport TV』、セルジアの『Sportklub』、ギリシャの『OTE』、イスラエルの『Sport5』、ポルトガルの『SportTV』、アメリカの『NBC』、ブラジルの『Fox Brasil』、中南米の『ESPN』、アジアの『FOX Asia』、インドネシアの『Trans TV』、インドの『Eurosport』、オーストラリアの『FOX Australia』、南アフリカの『SuperSport』が同日同時刻に放送。
『motogp.com』と『esport.motogp.com』を中心に、全5戦全10レースで3100本以上のデジタルコンテンツを制作すると、3億3100万回のインプレッション、1000万回のインタラクション、5200万回の再生数、そのうち1200万人のファンがライブを視聴。
約60年間ノーストップの視聴に相当する合計3100万分以上のビデオが消費された。
第3ラウンドの『Red Bull Virtual Grand Prix of Spain』では、『Official Charity of MotoGP™(オフィシャルチャリティー)』として、ドルナスポーツのパートナーであり、アフリカで医療活動を展開する非利益団体の『Two Wheels for Life(ツー・ホイールス・フォー・ライフ)』を支援するため、そして、アフリカ諸国で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、医療センターに必要な薬剤を確実に供給すると共に検査結果を迅速に返却するために必要不可欠なバイクによる輸送を実現させるために、イベントを通じて寄付金を募った。
予定されている7月中旬からのシーズン再開に向け、本格的なトレーニングを開始したレギュラーライダーたちによるバーチャルレースを終了するが、『MotoGP™ eSport Championship (eスポーツ)』の『Global Series(グローバルシリーズ)』が開催される。最高峰クラスに参戦する11チームは、タイムアタックが繰り広げられたオンラインによる『Pro Draft(プロドラフト)』を勝ち上がった上位22名(欧州地域から16名+その他の地域から6名)から1人のオフィシャルライダーと1人のリザーブライダーを選択。改訂版の開催日程は後日公開される。