国際モーターサイクリズム連盟の共同声明

各団体の代表であるホルヘ・ビエガス、エルベ・ポンチャラル、カルメロ・エスペレータが声明を発表。

国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は12日、国際ロードレーシングチー連盟(IRTA)とドルナスポーツと共に1週間後に控えた2020年シーズンの再開を前に次ぎの声明を発表した。

『MotoGP™ファミリー』へ、

新型コロナウイルスによるパンデミックは、我々のスポーツに直面した最大の課題の1つです。間もなく、ヘレスでの2連戦と共にトラックに戻るときが来て、我々のスポーツの再開に大変興奮しています。

この機会を利用して、メーカー、チーム、ライダー、オフィシャル、サーキット、マーシャル、ボランティア、テレビ放送局、ジャーナリスト、カメラマン、スポンサー、パートナー、サービスカンパニー、大会運営者を含めた『MotoGP™ファミリー』の一人ひとりに感謝します。この困難な時期に非常に多くの人たちが信じられないほどの努力を費やし、そして、再びレース開催を可能にするために懸命に仕事をしてくれました。

多大な仕事と努力の結果、開催国の当局と協力して、感染のリスクを最小限に抑えることを目的にイベントを開催するために承認されたプロトコルを作成することができました。通常の状態に戻ることができるように安全対策と医療処置の重要性を誰もが思い出す機会にしなければいけません。

ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトに到着する前に、全員が検査を受け、パドックの各メンバーはサーキットに到着するまで、他人との不必要な接触を回避し、可能な限り隔離しなければいけません。

サーキットに滞在するとき、レースの週末とパドックは異なりますが、包括的な医療プロトコルにより、イベントに参加する全ての人たちに最も高い安全基準が保証されます。全ての監禁規則を厳守することが不可欠であり、全ての参加者はサーキットとホテルの移動のみとならなければいけません。

多くのパドックのメンバーを寂しく思うでしょう。彼らが離れたところから仕事をすることに感謝します。当然、観客席に全てのファンがいないことを寂しく思うでしょう。この医療プロトコルはサーキットの内外で準拠されなければいけません。医療プロトコルの違反は、非常に深く受け止められ、主催者によって即座に対処されます。

パドックの全メンバーの健康は我々の最優先事項であり、信じられない週末とシーズンのために、安全にトラックに戻ることができることを保証してくれたことに協力に感謝します。全ての参加者が我々のスポーツの未来に責任があります。

VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの最高蜂クラス写真撮影会から最終戦バレンシアGPの決勝レース共同記者会見まで、全戦を完全網羅の生中継で配信。