マルケス兄の右上腕骨手術は無事に成功

心配されていた神経の手術が行われず、最大で48時間の入院後に退院。

レプソル・ホンダ・チームは21日、第2戦スペインGPの決勝レースで転倒を喫した際に右上腕骨を骨折したマルク・マルケスがバルセロナ市内の大学病院で手術を受け、成功したことを発表した。

骨折した上腕骨をチタン製のプレートと数本のボルトで固定。心配されていた橈骨神経には触れず、手術の必要はなかった。最大で48時間の入院が必要とされ、今週末にヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催される第3戦アンダルシアGPに欠場することになり、復帰時期に関して、近日中に発表されることになった。

チームマネージャーのアルベルト・プーチは、「チャンピオンシップに参戦する全てのライダーたちは、不運にも怪我を負い、手術室に搬送される可能性があります。残念ながら、今回は我々の番であり、マルクは手術を受ける必要がありました。」

「マルクは回復に向けて時間がありますが、ものごとが上手く進んだことを嬉しく思います。チャビエル・ミル医師と彼のチームは、転倒したときから、全ての状況に対応してくれ、手術は成功しました。これにより、レプソル・ホンダ・チームに大きなモチベーションが与えられますが、マルクの回復具合を確認し、復帰時期を理解するために、辛抱することが必要です」と説明。

また、LCR・ホンダ・カストロールに所属するカル・クラッチローも同病院で左手舟状骨の手術を受け、「上手く行きました。彼の意図は金曜に手首をテストすることで、我々は彼の参加に楽観的です」と明かした。

VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの決勝レースをンデマンドで配信。
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