『MotoGP™クラス』プレビュー~新局面を迎えるチャンピオンシップ

現王者マルケス兄不在の中、初めてクアルタラロを中心としたタイトル争いが勃発。

第3戦アンダルシアGPは、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで7月24日(金)に初日、26日(日)に決勝レースを開催。シーズンスタートとなった前戦スペインGPでポール・トゥ・ウインを決めたファビオ・クアルタラロがポイントリーダーとして、ライバルたちの挑戦を受け、キャリア初となる2連勝に挑む。

コースアウトから驚異的なペースでポジションを挽回したマルク・マルケスが右上腕骨骨折により、欠場となるが、ウォームアップ走行で左手舟状骨を骨折したカル・クラッチローと公式予選2で右肩を負傷したアレックス・リンスは、参戦に向けて木曜にメディカルチェックを受ける予定。

オフィシャルテストの転倒で首に痛みを抱えるダニロ・ペトルッチと右前腕の腕上がり症状に似たしびれに襲われたジャック・ミラーは、初日に回復具合を確認する。

ヘレスで2年連続して表彰台を獲得したマーベリック・ビニャーレス、左鎖骨骨折から回復して6年連続して表彰台発進を決めたアンドレア・ドビツィオーソ、自己最高位タイを獲得したフランコ・モルビデッリは優勝、表彰台を狙う。

注目はKTM勢。ポル・エスパルガロは、ドライコンディションで初めて表彰台争いに挑戦して、ベストリザルトタイとなる6位を獲得すれば、コースアウトがなければ、表彰台争いに加わる可能性があったブラッド・ビンダー、自己最高位タイを獲得したミゲール・オリベイラが再び表彰台、上位争いに挑戦。

最高蜂クラス1年目の2000年以来となるリアタイヤスタートとなったバレンティーノ・ロッシは、レッドアラームとリタイアの原因を追求し、10位の中上貴晶は、収集したデータを基に上位陣への接近を目指す。

7月23日(木)
17時00分(24時00分): プレスカンファレンス

7月24日(金)
09時55分(16時55分): フリー走行1(45分間)
14時10分(21時10分): フリー走行2(45分間)

7月25日(土)
09時55分(16時55分): フリー走行3(45分間)
13時30分(20時30分): フリー走行4(30分間)
14時10分(21時10分): 公式予選1(15分間)
14時35分(21時35分): 公式予選2(15分間)

7月26日(日)
09時20分(16時20分): ウォームアップ走行(20分間)
14時00分(21時00分): 決勝レース(25ラップ)

VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦アンダルシアGPの『MotoE™ワールドカップ 』のプレスカンファレンスから『MotoGP™クラス』の決勝レースプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信。