チャンピオンシップのメディカルディレクター、アンヘル・チャルテ医師は、第3戦アンダルシアGPのメディカルチェックに立ち会った後、マルク・マルケス、カル・クラッチロー、アレックス・リンス、アレッサンドロ・ザッコーネに対して、フリー走行1からの出走に許可を与えた理由を説明。
「ご存知のように、マルク・マルケスは、転倒による上腕骨の骨折という負傷に苦しみました。医療規則に定義されているように、手術から48時間後には、レースの参戦を目的に医学的評価を要求する権利があります。今日、診察室に来て、このタイプの怪我に伴う全ての動きを試したところ、完璧に克服しました。右腕の機能障害や痛みの兆候がなかったことから、不思議に思われますが、徹底的な診断に対して、ポジティブな結果でした。これはライダーがレースに向けて完璧に準備ができていることを証明します。何%だと言うことはできませんが、このタイプの怪我に対する厳しいメディカルプロトコルを満たしました。」
「クラッチローも転倒し、左手の舟状骨を骨折しました。骨折箇所が固定され、このタイプの怪我に伴う診断を受けました。各怪我には独自の検査プロトコルがあります。オーケーです。レースに出走できます。」
「リンスの場合も全く同じです。上腕骨の頭部に小さな骨折がある左肩の肩甲骨亜脱臼を負いました。今朝、核磁気共鳴画像法を受け、挫傷の結果であった浮腫(むくみ)が表面上から縮小されたことを確認し、必要な検査を実施しました。ライダーはフィットです。」
「アレッサンドロ・ザッコーネは、先週(オフィシャルテスト)の転倒により、左の膝蓋骨(しつがいこつ)に小さな骨折が見つかりましたが、走る準備が完璧にできています」と、4人全員に『Fit(フィット)』が宣言された理由を説明した。
メディカルオフィサーによる診断
初めてのアクセスですか?登録