プレスカンファレンス~週末の主役たちが集結

クアルタラロ、ビニャーレス、ドビツィオーソ、ミラー、クラッチロー、リンス、アレナスがバーチャルプレスカンファレンスに出席。

第3戦アンダルシアGPプレスカンファレンスは23日、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトのプレスカンファレンスルームで行われ、第2戦スペインGP勝者のファビオ・クアルタラロ、マーベリック・ビニャーレス、アンドレア・ドビツィオーソ、ジャック・ミラー、カル・クラッチロー、アレックス・リンス、開幕戦カタールGPから2連勝を達成した軽量級総合1位のアルベルト・アレナスが出席

ファビオ・クアルタラロ
「最高の気分だった。緒戦に勝つという重圧は本当になかったけど、こんなに早く勝てたことで、少しプレッシャーから開放された気分。これは本当にポジティブだけど、写真撮影後、最初にしたことは、さらなる改善に向けたチームとのブリーフィング。さらに違いを作り出すために、幾つかの小さなことを見つけようとした。今週末もベストを尽くそう。」

「猛暑のコンディションが原因で、最後は身体的に厳しかった。バレンシアから7か月以上も経過していたけど、緒戦はいつも厳しい。2戦目はもう少し慣れるはずだけど、もう一度タフなレースとなるだろう。」

「マルクだけでない。アレックスもカルも戻って来る。カルは2日前に手術を受けたばかりだから、本当にすごい。彼らは痛みに堪えながら、全力を尽くして来ることは間違いない。負傷者たちが戻って来ることが嬉しい。」

マーベリック・ビニャーレス
「一生懸命に働く必要があるようだ。しかし、いつもとは全く違うレースになりそう。マルクと一緒に走るためにレーススタートに焦点をあてる必要があった。僕たちにはグッドな戦略があり、すごく苦しんだけど、20ポイントを稼いだ。これは本当に良いことだ。バイクの理解にトライする週末が控え、とても興奮している。緒戦と同じような感触がある。準備ができている。チームの雰囲気は本当に良く、スタートが待ち切れない。」

「多くのライダーたちは、ヘレスでの経験が豊富。誰もが速いから、スタートでトップに立ち、プッシュして、最初にギャップを作ることが重要だ。終盤に速く走れるライダーが多い。2戦目に向けて、準備を整え、さらなる改善が必要だ。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「先週末、特にレースは本当に厳しかった。苦しく、思い通りに作戦を実行することができなかった。身体面も非常に辛かった。最初から最後まで。ヘレスでの表彰台はチャンピオンシップにおいて非常に重要。この4日間を通じて、レース後で細かい作業ができたから、もう一度、ここにいることが嬉しい。これはバイクの仕事をするには最善の手段だ。沢山のことを分析し、沢山のアイデアがある。それらが機能するか確認しよう。スピードの分野で一歩前進することが必要。そのことに集中しよう。」

「将来に関しては、何も変更はない。日曜のグッドなリザルトの後で、このポジションを維持する必要があるから、今はレースに集中する。僕に後ろにいたライダーたちが速いから、非常に厳しくなるだろう。だから、僕たちは一歩前進しなければいけない。これがポイント。その後に戦略や他の全てのことを考えることができるけど、明日、新しいセットアップにトライすることが本当に楽しみ。」

ジャック・ミラー
「レースは期待通りだった。7か月間のオフでオフになるだろうと誰もが分かっていた。手の感触に苦しんだ。ハンドルの位置が関係していると思う。ここは右に傾いている時間が長い右のコーナーが多いことから、終盤に手首の動きを少し失ってしまった。スムーズな動きができず、幾つかポジションを失ってしまった。彼らが言ったように、ビューティーだと言いたい。もう一度ここに戻って来た。テイク2だ。月曜は身体が少し硬くて、休息を取った。さあ、週末の問題に対して仕事をしよう。」

「過去、ドゥカティはヘレスでそれほど強くなかった。全てが正直ではなかったけど、水曜のテストからものごとは良い感じで進み、直ぐにグッドなコネクションを感じた。GP20は本当に良く機能する。大きな問題だった最終セクターは、僕のスタイルに依存することから、そこを克服できれば、チャレンジできると思う。僕を追いかけたライダーたちにとって、最後から2つ目のコーナーで僕が障害になっただろう。全てのシステムを機能させるために、この問題を解決したい。」

カル・クラッチロー
「モーターホームでレースを観戦するのは、いつも不思議な気分だ。楽しんだ。ファビオを祝福したい。初優勝に向けて最高の走りだった。朝のウォームアップ走行で転倒してしまった。高速でグラベルに突っ込んでしまった全員、マルク、アレックス、僕は骨折してしまった。深い砂利で激しく転んだ。顔と額に大きなあざができてしまったから、頭部のCTスキャンを受けた。走りたかったけど、サーキットの医師たちは、8時間の待機を望んだことから、走ることができないと判断を下した。」

「その後、鎮痛剤が切れると、手首の痛みが出て、大きな問題だと感じた。サーキットでレントゲン検査を受けた後、再度病院に行き、CTスキャンを受けると、舟状骨の骨折を確認したから、バルセロナに飛んで、ミル医師にスクリューを挿入してもらう手術を受けた。走ることができるから、さらに強くなれると信じている。」

「それほど悪くないようだ。明日、走れるかどうか確認しよう。怪我を抱えた状態で走ることは、簡単ではない。しかし、僕たちのようなプロフェッショナルは、怪我を抱えたまま走る。バイクを走らせることができるかの決断は、メディカルチームと一緒に僕たち自身が下す。バイクに乗るまでは分からない。フィットネステストに合格したけど、バイク走らせることは、別の話し。どうなるか見てみよう。明日の午前中にバイクに乗ることが楽しみ。」

アレックス・リンス
「ここに出席していることが幸せ。土曜の転倒は本当に悪かった。11コーナーでフロントを失ってしまい、ジャックとの接触を避けるために、フロントタイヤを救おうとしたけど、高速でグラベルに突っ込んでしまった。カルが説明したように、ここのグラベルは非常に深い。リアを失い、バイクから飛び降り、グラベルに肩を打ち、直ぐにアウトだと気づいた。骨折をしてしまった。」

「フィジオセラピストと一緒にできる限りの回復に試みた。回復にトライして、ボックスからレースを観るために、ここに滞在することを決めたけど、それは奇妙だった。メディカルチェックに合格したけど、明日バイクに乗ってみよう。体調は100%ではない。痛みを感じるだろう。だけど、これはレース。痛みが激しく、安全に走れないと感じたら、ストップするつもりだ。」

「特にフリー走行4の後、すごく良いラップタイムとレースペースがあったから、転倒の後、バイクを準備するように頼んだけど、翌日は痛みが激しかった。レースは信じられなかった。猛暑の中でグレートなレースをした、ここにいるライダーたちを祝福したい。僕のペースで走っていたら?確かなことは分からない。」

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