決勝レース:総合4位バスティアニーニが中量級で初優勝

98年9月の第11戦イモラGP以来、イタリア勢が表彰台を独占。長島は11位。

第3戦アンダルシアGP決勝レースは26日、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで行われ、3番グリッドからスタートした総合4位のエネア・バスティアニーニが中量級21戦目で初優勝。キャリア通算4勝目を挙げ、総合2位に浮上した。

気温34度、路面温度53度のドライコンディションの中、5番グリッドのルカ・マリーニは、2.153秒差の2位。前戦スペインGPに続き、2戦連続の表彰台を獲得すれば、ポールポジションのマルコ・ベツェッキは、3.243秒差の3位に入り、2年目の中量級で初めて表彰台を獲得。

中量級でイタリア勢が表彰台を獲得したのは、1998年9月の第11戦イモラGP以来(優勝バレンティーノ・ロッシ、2位ロリス・カピロッシ、3位ステファノ・ペルジーニ)。

2番グリッドのサム・ロウズは、2戦連続の4位。7番グリッドのアロン・カネトは、2年連続の5位。6番グリッドのホルヘ・マルティン、9番グリッドのトーマス・ルティ、12番グリッドのチャビ・ビエルゲ、19番グリッドのステファノ・マンツィ、10番グリッドのマルセル・シュロッターがトップ10入り。

15番グリッドの長島哲太は、8位争いのグループまで追い上げ、20.447秒差の11位。

4番グリッドのホルヘ・ナバーロと16番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは、転倒リタイア。30番グリッドのイェスコ・ラフィンは、熱中症が原因で出走をキャンセルした。

チャンピオンシップは、総合1位の長島がポイントリーダーの座を堅守。総合4位のバスティアニーニは2ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合3位のマリーニは5ポイント差に接近。総合2位のバルダッサーリは、22ポイント差の総合5位に後退した。

RESULTS

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