レプソル・ホンダ・チームは3日、第2戦スペインGPの決勝レースで転倒を喫した際に右上腕骨を骨折したマルク・マルケスがスペイン・バルセロナ市内の大学病院で2度目の手術を受けたことを発表した。
決勝レースから2日後の21日に骨折箇所を固定するためにチタン製のプレートと12本のボルトで固定。手術から13日後、プレートのダメージが判明したことから、プレートを交換する手術を受けて、48日間後に退院することになった。
手術を担当したチャビエル・ミル医師は、「マルク・マルケスは13日前に手術を受け、今日、手術を受けるために(手術室に)戻らなければいけませんでした。最初の手術は満足するものでしたが、予期していなかったことは、プレートが不十分だったことです。手術箇所にストレスが蓄積され、インプラントのずれが生じてしまい、その結果、インプラントごとの骨折が発生したことから、埋めていたプレートを取り外し、新しいものに交換しました。」
「ライダーは、この期間、痛みを感じていませんでした。彼は常に医学的指示と身体の感覚に従っていました。不運にも、過度のストレスがこの問題を引き起こしました。回復時間を理解するには、48時間の経過を待つ必要があります」と、説明した。
Damage to the plate fitted to his repaired right humerus has seen @MarcMarquez93 return to the operating room in Barcelona.
— Repsol Honda Team (@HRC_MotoGP) August 3, 2020
It was another successful operation for the World Champion who is now recovering in hospital.https://t.co/A3ExSDcumg