国際モーターサイクリズム連盟(FIM)は10日、2020年シーズンの最終戦として、11月20日から22日に、ポルトガル南部のポルティマオに位置するポルティマオ・サーキットこと、『Autodromo Internacional do Algarve(アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)』で開催することを発表した。
当地は2017年以降リザーブサーキットに指定され、ポルトガルではエストリル・サーキットこと、シルクイート・ド・エストリルで2000年から13年間連続開催して以来の8年ぶりの開催となる。
ホルヘ・ビエガス(国際モーターサイクリズム連盟会長)
「2012年5月にシルクイート・ド・エストリルで開催された前回のグランプリから8年が経ち、私の国に『MotoGP™世界選手権』が戻って来ることを大変誇りに思います。ポルトガルでシーズンフィナーレを開催するために必要な条件を満たしてくれたドルナスポーツ、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ、ポルトガル連盟に感謝します。」
パウロ・ピニェイロ(ポルティマオ・サーキット最高経営責任者)
「我々のチームが我々のサーキットに『MotoGP™世界選手権』を迎えることは、大変素晴らしい成果です。『MotoGP™世界選手権』は二輪ロードレースの頂点であり、開催できることに大変興奮しています。」
「我々はドルナスポーツとの長いプロセスがあり、2017年に合意が成立してから、ようやく、その全ての仕事が報われました。その上、『MotoGP™クラス』のグリッドにはミゲール・オリベイラが立ち、表彰台争いができれば、それは驚くべき追加となり、もしかしたら、チャンピオンシップが決定するかもしれません。」
「ファンが観戦できるように作業を続け、週末に約3万人の集客から始め、ドルナスポーツと保険当局との間で決定します。このレースを開催できることがどれほど幸せであるかを表現することができません。」
カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「これは我々にとって大きなニュースであり、あらゆる種類のキャンセルに備えて、ポルティマオとの間でリザーブサーキットに関して2017年に契約を締結し、我々はこの期間、彼らと連絡を取り合っていました。スーパーバイク世界選手権をポルティマオで開催していることもあり、我々にとって素晴らしい可能性だと考えます。また、週末に開催されたスーパーバイク世界選手権後、路面を再舗装することも合意されています。ライダーたちに説明したところ、テレビでトラックを見たことがあることから興奮していましたが、我々は一度も開催したことがありません。」
「ポルトガルは、我々のスポーツにおける長い歴史があり、エストリルでは幾つかの歴史的なバトルがありました。我々にとって、ポルトガルに戻る可能性は大変良く、特にミゲール・オリベイラが最高峰クラスに参戦していることから、ポルトガル人ライダーが自国のレースに参戦できることは素晴らしいことです。シーズン末にポルティマオで開催できることを大変嬉しく思います。」
スペイン・バレンシアのサーキット・リカルド・トレモで第13戦ヨーロッパGPと第14戦バレンシアGPの2連戦を開催した後、パドックはイベリア半島を横断。約900キロを移動して、3連戦を開催。8月下旬に路面の再舗装工事を予定する。
#FIM @MotoGP final to take place in @CircuitPortimao ????????
— FIM (@FIM_live) August 10, 2020
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