『Moto2™クラス』プレビュー~ヤングライダーたちがマリーニに挑む

マリーニ、長島、ロウズ、ベツェッキ、ロバーツらがポイントリーダーに挑戦。

第6戦スティリアGPは、レッドブルリンクで8月21日(金)に初日、23日(日)に決勝レースを開催。先週末に当地で開催された第5戦オーストリアGPで2戦ぶり3度目の表彰台を獲得し、キャリアで初めて総合1位に飛び出したルカ・マリーニを中心に優勝争い、タイトル争いが展開される。

ポイントリーダーに挑むのは、今季初転倒リタイアで5ポイント差の総合2位に後退したエネア・バスティアニーニ、中量級24戦目で初優勝を挙げて総合6位から3位に浮上したホルヘ・マルティン、安定したパフォーマンスで上位に進出する総合4位のサム・ロウズらの上位陣。

週末に2度目の転倒を喫して今季初リタイアにより総合3位から5位に後退した長島哲太は、気持ちを切り替え、3連戦の3戦目、当地での2戦目に挑む。

新人勢の最高位に進出する総合6位のアロン・カネト、13戦ぶりとなる今季初表彰台を獲得して総合15位から11位に浮上したマルセル・シュロッター、本来のパフォーマンスを取り戻しつつある総合8位のチャビ・ビエルゲ、総合12位のレミー・ガードナー、総合13位のアウグスト・フェルナンデェス、総合14位のトーマス・ルティらが上位進出を狙い、総合10位のロレンソォ・バルダッサーリ、総合15位のホルヘ・ナバーロ、総合21位のファビオ・ディ・ジャンアントニオらは、悪い流れを断ち切りたいところ。

多重クラッシュで骨盤挫傷を負った総合16位のハフィス・シャーリンは、木曜のメディカルチェックで回復具合を確認すれば、ドミニケ・エガーターはイェスコ・ラフィンの代役を継続する。

第6戦スティリアGPタイムスケジュール
8月21日(金)
10時55分(17時55分): フリー走行1(40分間)
15時10分(22時10分): フリー走行2(40分間)
8月22日(土)
10時55分(17時55分): フリー走行3(40分間)
15時10分(22時10分): 公式予選1(15分間)
15時35分(22時35分): 公式予選2(15分間)
8月23日(日)
09時10分(16時10分): ウォームアップ走行(20分間)
12時20分(19時20分): 決勝レース(25ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・マルティン(カレックス)
2位:ルカ・マリーニ(カレックス)+2.195秒差
3位:マルセル・シュロッター(カレックス)+4.782秒差

2019年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:アレックス・マルケス(カレックス)+0.330秒差
3位:ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)+1.839秒差

 

2018年-ドライコンディション
優勝:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)
2位:ミゲール・オリベイラ(KTM)+0.264秒差
3位:ルカ・マリーニ(カレックス)+5.953秒差

2017年-ドライトコンディション
優勝:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)
2位:アレックス・マルケス(カレックス)+1.312秒差
3位:トーマス・ルティ(カレックス)+2.544秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:ヨハン・ザルコ(カレックス)
2位:フランコ・モルビデッリ(カレックス)+3.058秒差
3位:アレックス・リンス(カレックス)+3.376秒差

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