プレスカンファレンス~コンテンダーたちの逆襲があるか!?

クアルタラロ、ドビツィオーソ、ビンダー、ロッシ、ミラー、ミルがバーチャルプレスカンファレンスに出席。

第6戦スティリアGPプレスカンファレンスは20日、レッドブルリンクのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位のファビオ・クアルタラロ、前戦オーストリアGPで今季初優勝を挙げて総合2位に浮上したアンドレア・ドビツィオーソ、地元KTM勢の最高位に進出した総合4位のブラッド・ビンダー、2戦連続の5位で総合5位に返り咲いたバレンティーノ・ロッシ、今季初表彰台を獲得した総合7位のジャック・ミラー、最高峰クラスで初表彰台を獲得した総合9位のジョアン・ミルが出席。

ファビオ・クアルタラロ
「日曜のレースは、かなり欲求不満だったけど、ビックなクラッシュの後で、ストレンジな日曜だった。最も重要なことは、誰もが無事だったこと。レース1では、グラベルに突入してしまい、フロントブレーキがクラッチのような感触で、最高のフィーリングがなかったから、改善を目指して、バイクのフロント部分を大幅に変更することを決断したけど、レース2は一番後ろからの始まりとなってしまい、バイクを止めることに苦しみ、キャリパーのパッドの問題が発生してしまった。僕たちのペースは、優勝はできないけど、トップ5に進出できるほど良かったから、欲求不満だった。」

「チャンピオンシップはオープン。今週末はオーストリアでの2度目のレースとなり、アンドレアがここだけでなく、これから迎えるトラックでスーパーに速い。もちろん、彼は候補の1人だけど、多くのメーカーが来るだろう。前戦では4メーカーがトップ5に進出していたことから、誰が来ても不思議ではない。すごく楽しいだろう。今週末もベストを尽くそう。グッドなペースがあったから、もう少し良い仕事がしたい。表彰台のライダーたちとファイトをしよう。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「レースの後はとても奇妙だったけど、ファンや友人たちがいないというより、自分の将来に関して、特に今シーズンはリラックしているからだろう。僕は集中している。」

「レースの度に新しいことを試す。レースはプラクティスのセッションよりも多くのことを理解できる。これは誰にとっても普通のこと。レースでは、本当にグッドなスピードを証明したと思うけど、コーナーの中間と出口で良い感触がまだない。改善が必要で、それを今後のトラックに持ち込むことができる。数人の競争者たちは、より強くなるだろう。前戦でリザルトを獲得することができなかったことから、飢えている。天候がものごとを左右するだろう。明日は暑くなりそうだけど、日曜はそれほど暑くならないようだ。先週末とは異なる週末となるだろう。」

ブラッド・ビンダー
「金曜は完全に混乱していた。アクセスロードにいた時間の方が長かったと思う。期待してたけど、新しいトラックに来て、全てのマーカーを見つけ、バイクを止め、どこに行き、どうしたら正しく走らせるのか非常に難しかった。それに天候の影響を受けてしまい、1つのセッションで走ることができず、前進することが難しかった。土曜はグッドな予選にならず、17番手だったけど、日曜の朝はすごく良い感じで走れ、予選と比較すれば、小さな前進を果たすことができた。後方からのスタートは、非常にタフになることを覚悟していた。正しいスタートが切れた後、自分の道を切り開き、他車の走りを確認した。この2レースで多くのことを学び、4位は嬉しいショックだった。誰にも抜かれなかったと思う。確かにストレンジなレースだった。レースを終えて、改善が必要なところが分かっているから、今回は最初から良い仕事ができることを期待する。」

「最も重要なことは、知っているラップを使用できることだと思う。仕事を始める良い基盤があり、そこからの改善を試みる。金曜のクリーンラップは僅か10ラップしかなかったから、混乱してしまった。でも、レースの後では誰もがそうであるように、何かを見つけ、改善が必要なところが見えてくる。グッドなレースになるか楽しみ。」

バレンティーノ・ロッシ
「非常に困難な瞬間だった。とても怖かった。ザルコのバイクがマーベリックの頭上を飛んでいるのが見えたけど、正直、フランコのバイクは、あまりにも速すぎて、あまりにも近すぎて、見えなかった。激突しなかったことは、とても幸運だった。難しい状況下でのリスタートは非常に難しかった。結局のところ、もしかしたら、多くのチャンスがなかったかもしれない。リスタートは最終的にそれほど悪くなかったけど、難しい瞬間だった。」

「僕たちにとって、このトラックは難しい。少し苦戦してしまう。僕たちのペースは優勝、表彰台を争うには十分ではないけど、レース2はそれほど悪くなかった。一貫した走りができ、まともなペースを維持して、幾つかのポイントを加算することができた。同じサーキットで別のレースをすることは奇妙だけど、沢山のデータがあることから、良いポイントから始め、トプグループと一緒に走るためにトライしなければいけない。」

ジャック・ミラー
「まともな位置を走っていて転んでしまったヘレスと足元を見つけられなかったチェコの後で、ちょっとしたショットが必要だった。週末はかなり良くて、日曜は上手く利用できた。リスタートは、タイヤを交換するなど全ての作業をしたけど、落ち着いて、自分の仕事に取り組んだ。ここではバイクが良く機能する。文句を言うことができない。幸運にも、今週末も同じサーキットで開催する。誰もが再び速くなるだろう。僕たちは何かを見つける必要がある。」

「確かに僕たちは他車のデータを見る。ドビは決定的に倒さなければいけないライダーだ。今週末に何ができるのか見てみよう。」

ジョアン・ミル
「先週末は本当に良い仕事をした。ベストな週末だったと思う。常にグッドなリザルトを追求していたけど、何らかの理由でリザルトを獲得できなかった。ようやく、グッドなリザルトを獲得した。僕たちは嬉しい。ここに何度も来たい。」

「僕たちにはグッドなベースがある。バイクは戦闘力があるけど、セクター1と2で少しタイムロスして、セクター3と4で少し挽回した。ドゥカティの後ろで多くの周回を走ったことから、長所と短所を学習できた。このレースに向けて、良い情報がある。」

VideoPass(ビデオパス)』では、第6戦スティリアGPのフリー走行1から決勝レースプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信

 

 

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