最高峰クラスが今週末に900戦目を開催

49年に始まったチャンピオンシップのプレミアムクラスが歴史的な記録に到達。

チャンピオンシップは、1949年7月17日、イギリスのマン島で『500ccクラス』の初レースを開催。時代に適合する技術規則変更により、2002年4月7日、鈴鹿サーキットで『MotoGP™クラス』がスタート。

そして、今週末の2020年8月23日、レッドブルリンクで最高峰クラス通算900戦目が開催される。

899戦目となった第5戦オーストリアGPが終了した時点で、第4戦チェコGPで初優勝を挙げたブラッド・ビンダーを加え、111名が優勝。最多優勝はバレンティーノ・ロッシの89勝。ジャコモ・アゴスチーニ(68勝)、マルク・マルケス(56勝)、ミック・ドゥーハン(54勝)、ホルヘ・ロレンソ(47勝)が続き、トップ5の優勝数が全体の35%を占める。

日本人最多優勝は、岡田忠之の4勝。阿部典史(3勝)、玉田誠(2勝)、金谷秀夫(1勝)、片山敬済(1勝)、宇川徹(1勝)。

表彰台獲得者は、第5戦オーストリアGPで2位を獲得したジョアン・ミルを加えて269名。最多獲得はロッシの199回。ロレンソ(114回)、ペドロサ(112回)、マルケス(95回)、ドゥーハン(95回)。

メーカーでは、ホンダが309勝。ヤマハ(231勝)、MVアグスタ(139勝)、スズキ(93勝)、ドゥカティ(50勝)。

国別では、イタリアが245勝。スペイン(171勝)、アメリカ(154勝)、イギリス(138勝)、オーストラリア(125勝)。日本は12勝。

最多出走は、ロッシの346戦。38.5%の出走率を記録する。

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