決勝レース:総合7位ベツェッキが中量級で初優勝

マルティはペナルティで2位。長島4位、マリーニ7位、バスティアニーニ10位。

第6戦スティリアGP決勝レース(周回数25ラップ)は23日、レッドブルリンクで行われ、5番グリッドのマルコ・ベツェッキがオープニングラップで7番手に後退したが5人を抜いて、0.060秒差の2位まで追い上げたが、トップでゴールしたホルヘ・マルティンのペナルティにより、中量級25戦目で初優勝。総合7位から5位に浮上した。

気温23度、路面温度36度のドライコンディションの中、2番グリッドのマルティンはホールショットを決め、レースの主導権を握り、トップでフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを越えたことから、ポジションを1つ後退。2戦連続3度目の表彰台を獲得すれば、6番グリッドのレミー・ガードナーは、1.027秒差の3位に入り、昨年3月の第2戦アルゼンチンGP以来となる表彰台を獲得。

3番グリッドの長島哲太は、1.027秒差の4位。7番グリッドのトーマス・ルティは、今季の最高位となる5位。19番グリッドのチャビ・ビエルゲ、12番グリッドのルカ・マリーニ、13番グリッドのジェイク・ディクソン、8番グリッドのエクトル・ガルソ、15番グリッドのエネア・バスティアニーニがトップ10入り。

21番グリッドのマルセル・シュロッターは11位まで挽回。14番グリッドのジョー・ロバーツは12位。23番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリは15位。

ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出したポールポジションのアロン・カネトは、2番手走行中の2ラップ目4コーナーで転倒。4番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは2度の転倒。

11番グリッドのサム・ロウズは、3ラップ目の3コーナーで16番グリッドのソムキャット・チャントラと9番グリッドのホルヘ・ナバーロに接触。2人を転倒させた危険な行為により黒旗が提示され、失格となった。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマリーニが9ポイントを加算。総合2位のバスティアニーニは8ポイント差、総合3位のマルティンは8ポイント差に接近した。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第6戦スティリアGPの決勝レースをオンデマンドで配信
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録