プレスカンファレンス~シーズンを大きく左右する重要な3連戦が開幕

クアルタラロ、ドビツィオーソ、ロッシ、オリベイラ、バグナイア、マリーニがバーチャルプレスカンファレンスに出席。

第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPプレスカンファレンスは10日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリのプレスカンファレンスルームで行われ、総合1位のファビオ・クアルタラロ、総合2位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合7位のバレンティーノ・ロッシ、前戦で最高峰クラス初優勝を挙げた総合9位のミゲール・オリベイラ、負傷から復帰する総合18位のフランチェスコ・バグナイア、中量級で総合1位に進出するルカ・マリーニが出席。

ファビオ・クアルタラロ
「正直なところ、3戦連続して悪いレースが続いた後、まだチャンピオンシップのリーダーであることが信じられない。クレイジーだ。ミサノにいることが嬉しい。昨年は本当に良かった。(8月の)テストも実施し、(9月の)決勝レースではペースが良く、最終ラップまで優勝を争いった。今年はどうなるか見てみよう。好きなトラック。自信がある。優勝と表彰台に向けて全力を尽くそう。」

「オーストリアでは多くの問題があった。すごく苦しんだけど、どうなるか見てみよう。このトラックに対して、バイクはオーストリアよりも上手く適応することから、問題なしに上手く走れるか確認しなければいけない。電子制御の変更が必要だけど、昨年はポジティブだったから自信がある。」

「自宅で2週間を過ごした。2週間もバイクに乗らなかったから、少し退屈だったけど、11週間で9戦は厳しく。初めてのことだと思うけど、楽しみだ。短期間の開催となるから、怪我をしないように気をつけよう。」

アンドレア・ドビツィオーソ
「僕にとって大きな問題ではない。連戦でも次戦に向けて4日間がある。回復するには十分だ。」

「誰も一貫性がない。序盤の5戦で沢山のことが発生し、今回は路面が新しい。新しいタイヤと共に全く異なる状況となるだろう。それが僕たちにとって昨年よりも良くなるのか分からない。昨年はテストの1ラップ目から問題があり、スピードが非常に遅かった。戦闘的になれることを願う。」

バレンティーノ・ロッシ
「すごく忙しくなることは間違いないけど、長いフライトやジェットラグがないから簡単だ。短期間で沢山のレースが控えているから、多くの注意を払う必要がある。連戦となることから幸運も必要だけど、大きな変更はない。同じトラックで2連戦が開催されることは不思議だけど、11週間で9戦も7戦も、あまり変わらない。」

「ミサノでのレースはいつも特別。多くのライダーたちにとって、僕にとってもホームグランプリ。僕はここで育った。トラックは大きく変わってしまったけど、ファンが集まってくれる初めてのレースとなることから特別だ。これは小さなステップだと思う。良い意味で。1日も早く正常に戻ることを願う。」

「オーストリアは、僕たちのベストトラックではない。ミサノは役割上、より戦闘的になれる。昨年のヤマハ勢は強かったから、速くなって、トップ争い、表彰台争いをしなければいけない。」

ミゲール・オリベイラ
「確かに良い感じ。優勝を挙げたことで、精神的なステップ、クリックがあり、モチベーションはすごく高い。チームの重圧が開放させた。数戦前から大きなポテンシャルを証明したけど、結果が出なかった。優勝ができると考えていたから、少し緊迫感していたけど、最高だった。」

「大きなアドバンテージになると言えないけど、僕たちは宿題を終わらせた。6月と2週間前にテストを実施したから、仕事を進めるためのツールがある。それを利用しよう。路面は3か月前と少し違う感じがする。週末を始めて、チャレンジに向けて準備をしなければいけない。」

フランチェスコ・バグナイア
「他のライダーたちが走っているのを観るのは、すごく辛かった。神経質になり、腹が立ったけど、グッドなポテンシャルと共にここに居られるように、時間をかけてジムに行き、物理療法を続け、準備を整えてきた。100%ではないけど、すごく良い状態。明日の朝、体調を確認することが非常に重要だ。ポジティブな週末になると思う。僕たちのバイクにとって、グッドなトラック。新しい路面はすごく良いから、コンディションも良い。どうなるか見てみよう。本当に良い週末になると思う。」

「もう2年ドゥカティに所属することが嬉しいけど、どのチームになるのか見てみよう。プラマックはすごく良いチーム。ドゥカティから最大の支援を受けられ、ファクトリーと同じバイクが供給されることから、僕はベストバイクを走らせる。そのことが嬉しいけど、誰もが野心を持ち、僕も野心がある。それはファクトリーチーム入りだ。それが可能なら、すごく嬉しいけど、ドゥカティの決定を待とう。」

ルカ・マリーニ
「サーキットに到着したときは、いつもと同じ感じだった。今日は本当に集中していて、データの仕事に取り組んだ。チームは明日に向けてバイクの準備してくれた。フリー走行1から速く走りたい。今年は最初からフロントの正しいタイヤを選択しなければいけない。チャンピオンシップのトップに立ってもアプローチは変わらない。」

「毎年このクラスには、速いライダーが沢山いる。レベルが高く、ギャップは狭い。(欠場する)ホルヘ・マルティンを申し訳ないと思う。クラスで最も速い1人で、彼とのバトルは最高だった。来週のミサノ、その次ぎのバルセロナで彼が戻って来ることを願う。」

VideoPass(ビデオパス)』では、第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPのフリー走行1から全セッションを完全網羅の生中継で配信
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