決勝レース:イタリア勢が初の表彰台独占

マリーニ、ベツェッキ、バスティアニーニがトップ3。長島がラストラップに転倒。

第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP決勝レース(周回数:25ラップ))は13日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、1番グリッドからスタートしたポイントリーダーのルカ・マリーニが第2戦スペインGP以来、今季2勝目を挙げた。

気温28度、路面温度39度のドライコンディションの中、2番グリッドのマルコ・ベツェッキは、終盤に優勝争いをして0.799秒差の2位。2戦連続3度目の表彰台を獲得し、地元のスカイ・レーシング・チーム・VR46が2018年10月の第15戦タイGP(優勝フランチェスコ・バグナイア/2位マリーニ)以来となるワンツーフィニッシュを達成。

3番グリッドのエネア・バスティアニーニは、0.897秒差の3位。3戦ぶり4度目の表彰台を獲得して、当地で初めてイタリア勢が表彰台を独占。

4番グリッドのチャビ・ビエルゲは、2.177秒差の4位。今季の最高位に進出すれば、6番グリッドのアウグスト・フェルナンデェス、10番グリッドのトーマス・ルティが続き、8番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7位。

公式予選で2016年9月の第14戦アラゴンGP以来、4年ぶりにポールポジションを奪取したサム・ロウズは、前戦スティリアGPで他車と激突する危険行為により、ピットレーンからスタートすると、1ラップを終了した時点で12.596秒差だったが16.485秒差の8位まで挽回。

ウォームアップ走行で1番手に進出した21番グリッドのアロン・カネトは9位。16番グリッドのジョー・ロバーツは10位。

7番グリッドの長島哲太は、8番手走行中のラストラップ、3コーナーで今季6度目の転倒、2度目の転倒リタイア。

1番グリッドからスタートする予定だったレミー・ガードナーは、ウォームアップ走行で今季6度目の転倒を喫した際に左手と左足を骨折したことから欠場した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマリーニが25ポイントを加算。総合2位バスティアニーニに17ポイント差、総合5位から3位に浮上したベツェッキに27ポイント差のアドバンテージを広げた。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースをオンデマンドで配信
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録