決勝レース:ビニャーレスが今季6人目の優勝者

地元イタリア勢が次々に転倒した中、スペイン勢が今季初めて表彰台を独占。中上6位。

第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP決勝レース(周回数:27ラップ)は20日、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポールポジションからスタートした総合5位のマーベリック・ビニャーレスが昨年11月の第18戦マレーシアGP以来、8戦ぶりに優勝。最高峰クラスで8勝目、通算24勝目を挙げ、総合3位に浮上した。

気温26度、路面温度39度のドライコンディションの中、11番グリッドのジョアン・ミルは、2.425秒差の2位に入り、2戦連続3度目の表彰台を獲得。

3番グリッドのファビオ・クアルタラロは、3.419秒差の3位でフィニッシュしたが、トラックリミットにより、3秒のペナルティが科せられて4位に後退。

4番グリッドのポル・エスパルガロは、4.528秒差の4位だったが、2戦ぶり2度目の表彰台を獲得。15番グリッドのミゲール・オリベイラは、7.368秒差の5位に入り、1週間前に当地で開催された前戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで1桁台に進出できなかったKTM勢の2台がトップ5に進出。

12番グリッドの中上貴晶は、11.139秒差の6位。

ウォームアップ走行で初めて1番手に進出した17番グリッドのアレックス・マルケスは、自己最高位の7位。10番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは8位。

8番グリッドのフランコ・モルビデッリは、1ラップ目の8コーナーで転倒したアレイシ・エスパルガロに激突。転倒を回避したが、コース外に押し出されて、最後尾に後退したが9位まで挽回。9番グリッドのダニロ・ペトルッチは10位。14番グリッドのヨハン・ザルコは11位。18番グリッドのアレックス・リンスは12位で完走。

5番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは、1ラップ目に3番手、2ラップ目に2番手。6ラップ目には1番手に飛び出し、トップを快走していたが、21ラップ目の6コーナーで週末2度目(フリー走行3の転倒も6コーナー)、今季3度目の転倒。

7番グリッドのバレンティーノ・ロッシは、2ラップ目の4コーナーで今季2度目の転倒。レースを続けたが、最後尾を走行していた16ラップ目にリタイア。6番グリッドのブラッド・ビンダーは、2ラップ目の14コーナー、4ラップ目の1コーナーで連続転倒。

ウォームアップ走行でハードクラッシュを喫した2番グリッドのジャック・ミラーは、技術的な問題が発生して8ラップ目にリタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのドビツィオーソが8ポイントを加算したが、総合2位のクアルタラロが1ポイント差、総合5位から2位に浮上したビニャーレスが1ポイント差、総合4位のミルが4ポイント差に接近。

『MotoGP™パドック』は、3連戦の3戦目となる第9カタルーニャGPの開催地、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットに移動する。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPの決勝レースをオンデマンドで配信
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