決勝レース:ビンダー弟が初優勝/小椋がポイントリーダーに浮上

アレナスとマックフィーが転倒。山中15位、佐々木17位、鳥羽18位 國井21位。

第9戦カタルーニャGP決勝レース(周回数:21ラップ)は27日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、9番グリッドからスタートした総合13位のダーリン・ビンダーが参戦93戦目で初優勝。今季7人目の勝者となり、総合10位に浮上した。

気温19度、路面温度19度のドライコンディションの中、ポールポジションのトニー・アルボリーノは、0.103秒差の2位。3戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、13番グリッドのデニス・フォッジアは、0.157秒差の3位に入り、5戦ぶり2度目の表彰台を獲得。

10番グリッドのセルジオ・ガルシアと16番グリッドのアロンソ・ロペスは、今季の最高位となる4位と5位。15番グリッドのロマーノ・フェナティ、5番グリッドのジャウメ・マシア、17番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティが続き、ウォームアップ走行で昨年10月の第15戦日本GP公式予選2以来今季初めて1番手に進出した6番グリッドのニッコロ・アントネッリは9位。3番グリッドのガブリエル・ロドリゴは10位。

24番グリッドの小椋藍は、2.012秒差の11位。

2番グリッドのラウール・フェルナンデスは13位。26番グリッドの山中琉聖は15位。18番グリッドの佐々木歩夢は17位。8番グリッドの鳥羽海渡は、トラックリミットを越えたことからロングラップペナルティが科せられて18位。29番グリッドの國井勇輝は21位。

12番グリッドのジョン・マックフィーは、2番手に浮上しようとした6ラップ目の4コーナーで週末2度目、今季7度目の転倒。アウト側に位置していた4番グリッドのアルベルト・アレナスを巻き込み、2人が転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合2位の小椋が5ポイントを加算。日本人ライダーとしては、昨年開幕戦で優勝した鳥羽以来となるポイントリーダーに初めて飛び出し、総合2位に後退したアレナスに3ポイント差、総合3位のマックフィーに24ポイント差のアドバンテージを得た。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第9戦カタルーニャGPの決勝レースをオンデマンドで配信
オフィシャルニュースレター
定期的にメールで配信される動画を含めたコンテンツの受信を希望する場合、オフィシャルウェブにユーザー登録