ホルヘ・マルティンの声明

負傷が原因で欠場を続き、早期復帰に向けて、トレーニングを再開したワールドチャンピオンが所属するアプリリアとの契約に関して声明を発表

アプリリア・レーシングホルヘ・マルティンは、5月29日に自身が運営するソーシャルメディアを通じて、予告していた自身に関する状況について、次のような声明を発表した。

「こんにちは。全てのファン、メディア、僕のキャリアを応援してくれる人たちに、アプリリアとの状況について明確に説明したいと思う。」

「契約の違反は一切ない。契約を締結した時、アプリリアとの間で、特定な状況がない限り、2026年まで自分の将来を決定する権利を留保することに同意した。これは、当時アプリリアから提示された契約案を受け入れるために必須な条件だった。」

「昨年、ブランドの変更を決断したとき、僕の優先事項の1つは、実際の状況でバイクをテストし、チームとの繋がりやその仕事の進め方を理解する機会を得ることだった。そうすることで、1年ではなく2年の契約を安心して結べると考え、この条件を含めた。」

「契約で定められた期日に決断を下す必要性を考慮し、2026年シーズンに向けて、自らを解放する権利を行使することを決断。僕は常に敬意と明確さを持って、そしてプロアスリートとしての自分の将来を自分でコントロールするという唯一の意図を持って、この決断を下した。」

「残念なことに、転倒によって生じた状況は、僕たちが合意した内容に影響を与えるものではないけど、このフェーズに影響を及ぼしたことから、僕はアプリリアと、レースに復帰した後、一定数のグランプリに参戦して、この期間を延長するために、アプリリアとの対話に前向きだった。これはすべて、2026年の決断を下す前に、双方が互いにもう一度チャンスを与え、安心感を与えることを目的としている。僕はアプリリアに対して常に誠実であり、バイク、チーム、そしてプロジェクトに関わる全ての人々の努力を高く評価してきた。」

「僕が求めているのは、自分の希望とアプリリアとの合意の精神が尊重されることだけ。対立も非難も一切ない。僕は非常に困難な時期と深刻な怪我を乗り越えた後、ハッキリと前を向いて、トラックの内外でベストを尽くし続けたいだけ。」

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