『FIM CEV REPSOL』~第5戦&第6戦アラゴン大会が開催

日本勢7名:松山、真崎、西村、長谷川、羽田、石塚、佐古がモーターランド・アラゴンに挑戦。

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にスペインのモーターランド・アラゴンで開催。10月3日に第5戦スペイン・アラゴン大会1、翌日の4日に第6戦スペイン・アラゴン大会2が行われ、21か国から98名、地元スペインから最多の34名が集結。各クラスが3レースを開催する。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
12か国から36名(スペイン13名、イタリア4名、日本4名、フランス3名、イギリス3名、オーストラリア2名、チェコ2名、ドイツ1名、タイ1名、インドネシア1名、マレーシア1名、ブラジル1名)がエントリー。

注目は、来季2021年に『Moto3™クラス』への昇格が発表された総合1位のチャビエル・アルティガス(スペイン)と総合2位のペドロ・アコスタ(スペイン)。

第9戦カタルーニャGPに鈴木竜生の負傷代役に起用された総合3位のホセ・フリアン・ガルシア(スペイン)、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』王者として参戦1年目ながら優勝を挙げた総合4位のイサン・グエバラ(スペイン)、来季『Moto3™クラス』昇格に期待が高まる総合9位のディオゴ・モレイラ(ブラジル)らが優勝、表彰台を目指す。

日本勢は、前戦でトップグループ内で優勝争いを展開した総合10位の真崎一輝(まさきかずき)をはじめ、参戦1年目の松山拓磨(まつやまたくま)、前戦から参戦を開始した西村硝(にしむらしょう)、今大会から有田光(ありたひかる)に替わって参戦を開始する2019年全日本J‐GP3王者の長谷川聖(はせがわしょう)が参戦。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
5名のスーパーストック600を含む21名が11か国(スペイン4名、イタリア4名、ドイツ3名、日本2名、タイ2名、マレーシア1名、イギリス1名、アンドラ1名、フィンランド1名、オーストリア1名、アメリカ1名)から集結。

開幕戦ポルトガル・エストリル大会の第1レースから前戦スペイン・ヘレス大会まで、史上初の6レース連続優勝を達成したヤリ・モンテッラ(イタリア)がタイトル獲得に王手。

FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』に参戦する総合2位のニキ・トゥーリ(フィンランド)、総合3位のアレッサンドロ・ザッコーネ(イタリア)、総合4位のアレハンドロ・メディナ(スペイン)らがモンテッラの連勝ストップに挑み、体調不良の代役として『Moto2™クラス』にデビューした総合6位のピオトル・ピエシエキルスキ(ポーランド)は参戦を見送る。

日本勢の羽田太河(はだたいが)は初表彰台を狙い、石塚健(いしずかたけし)は、ポイント圏内の進出を目指す。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
13か国から41名(スペイン17名、フランス5名、イタリア3名、ポーランド3名、オランダ3名、オーストラリア2名、アメリカ2名、カナダ1名、ドイツ1名、スイス1名、マレーシア1名、日本1名、コロンビア1名)が参戦。

4度の優勝と2度の2位を獲得した総合1位のダビド・アロンソ(コロンビア)は、総合2位とのアドバンテージ、52ポイント差を維持すれば、4代目のチャンピオンに輝き、総合13位の佐古大次郎(さこだいじろう)は今季初の表彰台を狙う。

10月3日と4日は、現地時間11時00分、日本時間18時00分から4レースをオフィシャルユーチューブで生中継配信。