決勝レース:総合4位ロウズが4年ぶりに優勝

サイティングラップ終了後、グリッド上でウェットタイヤからスリックタイヤに交換。

第10戦フランスGP決勝レース(周回数:25ラップ)は11日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で1番手に進出した2番グリッドのサム・ロウズが2016年9月の第14戦アラゴンGP以来、4年ぶりに優勝を挙げた。

気温15度、路面温度15度のウェットコンディションの中、3番グリッドのレミー・ガードナーは最終ラップに逆転。3.822秒差の2位に入り、自己最高位タイを獲得すれば、5番グリッドのマルコ・ベツェッキは、4.184秒差の3位表彰台を獲得。

14番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは、今季の最高位4位。13番グリッドのトーマス・ルティは5位。

ポールポジションのジョー・ロバーツは、グリッド上でのタイヤ交換に時間を費やして、ピットレーンからウォームアップラップを実施した後、6位まで挽回。11番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオ、25番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリ、23番グリッドのソムキアット・チャントラ、18番グリッドのマルセル・シュロッターがトップ10入り。

9番グリッドのエネア・バスティアニーニは、9位でフィニッシュしたが、ラストラップにコースをシュートカットしたことから3秒のペナルティが科せられて11位。

6番グリッドのルカ・マリーニは17位。21番グリッドの長島哲太は21位。

4番グリッドのホルヘ・マルティンは、2ラップ目に週末3度目、今季4度目の転倒。7番グリッドのチャビ・ビエルゲは、5ラップ目に週末3度目、今季9度目の転倒。8番グリッドのジェイク・ディクソンは、トップを快走していた21ラップ目に今季6度目の転倒を喫した。

12番グリッドからスタート予定だったアロン・カネトは、ウォームアップ走行で週末2度目、今季8度目の転倒を喫した際に左手の小指を負傷したことから欠場。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのマリーニに対して、総合2位のバスティアニーニが15ポイント差、総合3位のベツェッキが20ポイント差、総合4位のロウズが22ポイント差に接近した。

RESULTS

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