決勝レース:総合5位ヴィエッティが今季2勝目

アレナスが3位で総合1位に返り咲き。小椋は9位まで挽回。マックフィーは転倒リタイア。

第10戦フランスGP決勝レース(周回数:22ラップ)は11日、ルマンのブガッティ・サーキットで行われ、ウォームアップ走行で週末2度目、今季10度目の転倒を喫した10番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティがグループによる優勝争いに競り勝ち、第6戦スティリアGPに続き、今季2勝目。総合5位から3位に浮上した。

気温14度、路面温度16度のドライコンディションの中、7番グリッドのトニー・アルボリーノは、0.142秒差の2位。2戦連続4度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのアルベルト・アレナスは、0.198秒差の3位に入り、5戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

ポールポジションのジャウメ・マシアは4位。ウォームアップ走行で今季2度目の1番手に進出した13番グリッドのアンドレア・ミニョは5位。

8番グリッドの佐々木歩夢は、0.834秒差の6位。今季の最高位に進出すれば、4番グリッドのラウール・フェルナンデスは7位、6番グリッドのガブリエル・ロドリゴは8位。

17番グリッドの小椋藍は、15.003秒差の9位。15番グリッドのカルロス・タタイが初めてのトップ10入り。

18番グリッドの山中琉聖は、トラックリミットを越えたことからロングラップペナルティを受けて18位。24番グリッドの國井勇輝は20位完走。

9番グリッドのロマーノ・フェナティは、トップグループ内で走行中の7ラップ目にチームメイトで23番グリッドからスタートしたアロンソ・ロペスから追突されて転倒リタイア。

左手首の骨折から復帰戦となった鈴木竜生は、20番グリッドからトップグループ内で走行中の8ラップ目に今季8度目の転倒、2度目のリタイア。

前戦カタルーニャGPで初優勝を挙げた12番グリッドのダーリン・ビンダーは、トップグループ内で走行中の16ラップ目にハイサイトから飛ばされそうになった後に失速してリタイア。

16番グリッドの鳥羽海渡は、トップグループを追走していた18ラップ目に週末2度目、今季11度目の転倒、2度目の転倒リタイア。

3番グリッドのジョン・マックフィーは、トップグループ内で走行中の18ラップ目に前を走行していたジェリミー・アルコバの転倒に巻き込まれて、2戦連続4度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、総合2位のアレナスがポイントリーダーに再浮上。総合2位の小椋に対して6ポイント差にアドバンテージを広げれば、総合3位に浮上したヴィエッティが16ポイント差、総合4位のアルボリーノが20ポイント差に接近。マックフィーは37ポイント差の総合5位に後退した。

RESULTS

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