決勝レース:リンスが今季8人目に勝者!

マルケス弟が2位、スズキがダブルポディウムを獲得。中上5位、クアルタラロは18位。

第11戦アラゴンGP決勝レース(周回数:23ラップ)は18日、モーターランド・アラゴンで行われ、10番グリッドのアレックス・リンスが8ラップ目にトップに躍り出ると、最後までポジションを堅守。昨年8月の第12戦イギリスGP以来、16戦ぶり今季初優勝を挙げ総合12位から7位に浮上した。

気温21度、路面温度31度のドライコンディションの中、11番グリッドのアレックス・マルケスは、0.263秒差の2位。ウェットレースだった前戦フランスGPに続き、2戦連続の2位を獲得すれば、6番グリッドのジョアン・ミルは、2.644秒差の3位に入り、2戦ぶり5度目の表彰台を獲得。

スズキが第9戦カタルーニャGPに続き、今季2度目のダブルポディウムを獲得。地元スペイン勢は今季2度目の表彰台独占。

2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップからレースをリードしたが2.880秒差の4位。

ウォームアップ走行で1番手に進出した7番グリッドの中上貴晶は、4.570秒差の5位。第3戦アンダルシアGP以来となるトップ5入りを果たせば、4番グリッドのフランコ・モルビデッリ、13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソ、3番グリッドのカル・クラッチロー、5番グリッドのジャック・ミラー、16番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。

14番グリッドのブラッド・ビンダーは11位。12番グリッドのポル・エスパルガロは12位。前戦優勝を挙げた8番グリッドのダニロ・ペトルッチは15位。

ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、21.498秒差の18位。

チャンピオンシップは、総合2位のミルが16ポイントを加算。初めてポイントリーダーに浮上すれば、クアルタラロは6ポイント差の総合2位に後退。総合3位のビニャーレスは12ポイント差、総合4位のドビツィオーソは15ポイント差。

次戦のテルエルGPは、来週末に当地のモーターランド・アラゴンで開催する。

RESULTS

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