『FIM MotoGP™ Stewards Panel(スチュワードパネル)』は5日、内部の監視により、ヤマハ発動機が技術的な変更に関して、『MSMA(モーターサイクルスポーツ製造者協会)』の全会一致の承認を得る必要があるプロトコルを尊重しなかったことから、チャンピオンシップのコンストラクターポイントにおいて、50ポイントを剥奪することを決定。
これは技術的な変更に必要なプロトコルを尊重せずに獲得したポイントの2倍となる。
また、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPとペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームに対しては、プロトコルを尊重せずに獲得した20ポイントと37ポイントを剥奪。
ヤマハは、コンストラクター部門において、208ポイントから158ポイントとなり、総合1位から3位に降格。
チーム部門においては、モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPが176ポイントから156ポイント、総合4位から5位に降格。ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは、135ポイントから198ポイントとなったが、総合2位を維持した。
※ モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPの20ポイントは、スペインGPの20ポイント(マーベリック・ビニャーレスの20ポイント)。ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームの37ポイントは、スペインGPの36ポイント(ファビオ・クアルタラロの25ポイント+フランコ・モルビデッリの11ポイント)とスティリアGPの1ポイント(モルビデッリの1ポイント/スペインGPと同じエンジンを使用)。
『VideoPass(ビデオパス)』では、第13戦ヨーロッパGPのフリー走行1から決勝レース後のプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信