『Moto3™クラス』プレビュー~総合2位小椋が総合1位アレナスに挑戦

3ポイント差の小椋、20ポイント差のヴィエッティ、23ポイント差のアルボリーノ、24ポイント差のマシアが挑む。

第14戦バレンシアGPは、サーキット・リカルド・トルモで11月13日(金)に初日、15日(日)に決勝レースを開催。前戦ヨーロッパGPで黒旗失格となり、今季4度目の0ポイントに終わったアルベルト・アレナスは、ポイントリーダーを維持。ギャップを詰めてきたライバルたちの挑戦を受ける。

5戦ぶり7度の表彰台を獲得した総合3位の小椋藍は、アレナスとのギャップを3ポイント差まで接近。走行経験がない最終戦ポルトガルGPの開催地ポルティマオ・サーキットを前に、ポイントリーダーの再浮上を狙う。

総合3位のチェレスティーノ・ヴィエッティ、総合4位のトニー・アルボリーノ、総合5位のジャウメ・マシアは、最終戦での逆転を視野に入れ、優勝を追求すれば、38ポイント差のジョン・マックフィーと39ポイント差のラウール・フェルナンデスは、数字上では逆転の可能性が残されているが、残り2戦で2勝目を目指す。

コンストラクター部門は、4年連続のタイトル獲得を狙うホンダが4年ぶりのタイトル奪回を目指すKTMに4ポイント差。チーム部門は、レオパード・レーシングにバルレサ・アスパル・チーム、スカイ・レーシング・チーム・VR46らが挑む。

新人王争いは、『Moto3™ Junior World Chanpionship』王者として参戦を開始したジェリミー・アルコバが今週末にタイトル獲得を目指す。

タイムスケジュール
11月13日(金)
10時00分(18時00分): フリー走行1(40分間)
13時35分(21時35分): フリー走行2(40分間)
11月14日(土)
10時00分(18時00分): フリー走行3(40分間)
13時15分(21時15分): 公式予選1(15分間)
13時40分(21時40分): 公式予選2(15分間)
11月15日(日)
09時00分(17時00分): ウォームアップ走行(20分間)
11時00分(19時00分): 決勝レース(23ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年-ドライコンディション
優勝:ラウール・フェルナンデス(KTM)
2位:セルジオ・ガルシア(ホンダ)+0.703秒差
3位:小椋藍(ホンダ)+1.005秒差

2019年-ドライコンディション
優勝:セルジオ・ガルシア(ホンダ)
2位:アンドレア・ミニョ(KTM)+0.005秒差
3位:チャビエル・アルティガス(ホンダ)+0.180秒差

2018年-ウェットコンディション
優勝:ジャン・オンジュ(KTM)
2位:ホルヘ・マルティン(ホンダ)+4.071秒差
3位:ジョン・マックフィー(KTM)+6.130秒差

2017年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・マルティン(ホンダ)
2位:ジョアン・ミル(ホンダ)+3.760秒差
3位:マルコス・ラミレス(KTM)+3.877秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:ジョアン・ミル(KTM)+0.056秒差
3位:アンドレア・ミニョ(KTM)+0.081秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位:ホルヘ・ナバーロ(ホンダ)+0.198秒差
3位:ヤコブ・コーンフィール(KTM)+2.090秒差

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