決勝レース:ファイナルラップの逆転劇、最終戦決着へ

マルティン今季2勝目。ベツェッキ3位、マリーニ5位、バスティアニーニ6位、ロウズ 位。

第14戦バレンシアGPの決勝レース(周回数:25ラップ)は15日、サーキット・リカルド・トルモで行われ、5番グリッドからスタートした総合5位のホルヘ・マルティンがラストラップに逆転。第5戦オーストリアGP以来、今季2勝目を挙げた。

気温21度、路面温度25度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行でキャリア初の1番手に進出した2番グリッドのエクトル・ガルソは、0.072秒差の2位。参戦18戦目で初表彰台を獲得すれば、3番グリッドのマルコ・ベツェッキは、0.204秒差の3位に入り、2戦連続7度目の表彰台を獲得。7番グリッドのマルセル・シュロッターは、0.689秒差の4位。

10番グリッドのルカ・マリーニは、0.812秒差の5位。

12番グリッドのエネア・バスティアニーニは、2.329秒差の6位。19番グリッドのレミー・ガードナー、9番グリッドのボ・ベンスナイダー、14番グリッドのニコロ・ブレガ、8番グリッドのロレンソォ・バルダッサーリがトップ10。

ウォームアップ走行で週末の最高位となる3番手に進出した23番グリッドの長島哲太は、13.041秒差の12位。

フリー走行3で今季13度目の転倒を喫した際に右手を強打した18番グリッドのサム・ロウズは、15.345秒差の14位。

ポールポジションのステファノ・マンツィは、5番手走行中の 11ラップ目2コーナーで今季6度目の転倒。15番グリッドのホルヘ・ナバーロは、7番手走行中の18ラップ目の1コーナーで今季17度目の転倒。

4番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、中量級での初優勝に向けてトップを走行中のラストラップ、6コーナーで今季8度目の転倒を喫した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのバスティアニーニが10ポイントを加算。総合2位のロウズは6ポイント差から14ポイント差にギャップが広がれば、総合3位のマリーニは19ポイント差から18ポイント差、総合4位のベツェッキは29ポイント差から23ポイント差に接近。

マリーニとベツェッキが所属するスカイ・レーシング・チーム・VR46がチーム部門のタイトルを獲得した。

RESULTS

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