フリー走行1:地元出身オリベイラが初の1番時計

70分間に拡大されたセッション。アプリリアのエスパルガロ兄とサバドーリがトップ4に進出。

最終戦ポルトガルGPフリー走行1は20日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、総合10位のミゲール・オリベイラが最高峰クラスに進出してから初めてトップタイムをマークした。

気温23度、路面温度27度のドライコンディションの中、総合4位のマーベリック・ビニャーレスは、最多の31ラップを周回して0.040秒差の2番手。

6週間前に当地で開催されたテストで、レギュラーライダーの中で唯一プロトタイプマシンの使用が許可された総合17位のアレイシ・エスパルガロは、0.114秒差の3番手。事前テストで2日目に走行を実施したアプリリアのテストライダー、ロレンソォ・サバドーリは自己最高位となる4番手に進出。

総合7位のポル・エスパルガロは5番手。総合18位のカル・クラッチローは6番手。

前戦バレンシアGPでタイトルを獲得した2020年シーズン王者のジョアン・ミルは、0.734秒差の7番手。総合5位のファビオ・クアルタラロは8番手。

総合9位の中上貴晶は、0.756秒差の9番手。

前戦後、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトに立ち寄り、スーパーバイク世界選手権のプライベートテストに参加して、2日間のテストを実施したホンダのテストライダー、ステファン・ブラドルは10番手。

総合3位のアレックス・リンスは11番手。総合6位のアンドレア・ドビツィオーソ、総合2位のフランコ・モルビデッリ、総合13位のヨハン・ザルコ、総合14位のアレックス・マルケスが続き、総合8位のジャック・ミラーは16番手。

総合15位のバレンティーノ・ロッシは、1.824秒差の19番手。総合19位のイケル・レクオナの代役として招集されたKTMのテストライダー、ミカ・カリオは22番手だった。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、最終戦ポルトガルGPの公式予選と決勝レースを完全網羅の生中継で配信