KTM、26年までの参戦を発表

16年に締結した17年からの5年契約を1年残し、22年からの5年契約を締結。

KTMモーターサイクルは13日、チャンピオンシップの商業権を所有するドルナスポーツとの間で、2022年から5年間の参戦に関して契約を締結。2026年末まで最高峰クラスに継続参戦することを発表した。

ピット・バイラー(モータースポーツディレクター)
「ドルナと、この新たな5年契約を発表できることを大変幸せに思います。この機会を利用して、特にドルナ、カルメロ・エスペレータ、彼のチームに感謝します。この重要なスポーツにおいて、我々は既に4年間一緒に過ごた非常にプロフェッショナルなパートナーだからです。僅か数年間で、我々はこのプロジェクトのしっかりとした基盤を築き上げたことから、2026年までの契約参戦はポジティブなステップです。」

フーベルト・トゥルンケンポルツ(最高マーケティング責任者)
「『MotoGP™クラス』への参戦は、ビックなチャンピオンシップへの大きな動きであり、オッズが我々に反していることは覚悟していましたが、我々のエネルギーとアイデア、そして願望に疑いはありませんでした。僅か4年間という短期間で、我々は確立し、順位を上げました。参戦するだけでなく、このレベルで影響力を得るというプロフィールと名声は誇りです。ビジネス全体における成功の影響とグローバルステージにおけるブランドの重要性を確認することができ、現在の構造と将来の幾つかの有望なプロジェクトと共にパドックの一員であり続けることを大変嬉しく思います。」

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「KTMは素晴らしいパートナーというだけでなく、製品にとって最適なマーケティングツールとして『MotoGP™世界選手権』をプラットフォームに選択したことから、今回の契約に大変満足しています。各カテゴリーに参戦していることから、チャンピオンシップだけでなく、我々のスポーツにとってもグッドなニュースです。この契約の延長は、ブラッド・ビンダーとミゲール・オリベイラの歴史的な3勝を挙げたエピックな昨シーズンを上回り、最も要求の厳しいモーターサイクルのカテゴリーでの業績を証明しました。」

KTMとドルナスポーツは、2016年9月に2017年から5年間の参戦に関して契約を締結。2019年8月には、2022年から5年間の参戦に関して合意したことを発表。

同時に、2020年から『MotoGP™クラス』と『Moto3™クラス』の参戦を重点を置き、シャーシメーカーとして参戦する『Moto2™クラス』からの撤退及びハスクバーナの軽量級復帰、レッドブル・ルーキーズ・カップの継続支援、新設のノーザン・タレント・カップへの支援を発表していた。

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