ホンダ、26年末までの参戦に合意

KTM、ドゥカティに続き、22年から5年間最高峰クラスへの継続参戦に合意。

本田技研は5日、『MotoGP™世界選手権』の商業権を所有するドルナスポーツとの間で2022年から5年間の参戦に関して合意。2026年末までの継続参戦が決まった。

本田技研の創設者である本田宗一郎が世界一になることを目指し、当時の最高峰レースだったマン島のツーリスト・トロフィに初参戦。1954年に参戦を開始すると昨年10月の第12戦テルエルGPで前人未到の通算800勝を達成していた。

安部典明(本田技研二輪事業本部長)
「最初に新型コロナウイルスのパンデミックが広がる中でレースを運営するために尽力してくれたカルメロ・エスペレータとドルナスポーツに敬意と感謝の意を表したいと思います。」

「2022年から2026年にかけて『MotoGP™』に参戦する契約を更新したことを大変嬉しく思います。ホンダは1959年からグランプリ世界選手権に参戦しており、昨年は通算800勝を達成しました。ホンダは『MotoGP™』のレースが我々のモータースポーツ活動において必要不可欠であると信じています。『MotoGP™』はモーターサイクルレーシングの頂点です。様々な技術の開発や激しい競争を通じて我々のエンジニアたちに教え、スキルを磨くことが許されます。」

「エンジニアたちが量産車両の開発に従事することで、ホンダは顧客のためにより優れた製品を製造することができます。ホンダは『MotoGP™』を含むモータースポーツの活動を通じて、世界中の顧客に夢と喜びを届けていきます。」

カルメロ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「この重要な発表は、『MotoGP™』にとって大きな誇りをもたらします。ホンダはモーターサイクルレーシングに関して考えるときに最初に頭に浮かぶ名前の1つだからです。日本のメーカーは、『MotoGP™世界選手権』の過去、現在、そして未来において非常に重要な部分であり、この契約更新により、両当事者間のコミットメントがさらに強化されます。」

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