ヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは1日、最高峰クラス参戦3年目の2021年シーズンに向けて、オンラインによるチーム発表会を開催。総合2位を獲得したフランコ・モルビデリと新加入したバレンティーノ・ロッシがヤマハ発動機から供給されるAスペックプラスとファクトリースペックのプロトタイプマシン『YZR-M1』のカラーリングを公開した。
フランコ・モルビデリ
「チーム所属3年目。気に入っていることが沢山ある。2021年型のカラーリングは、この2年間と似ているけど、それでも違いがある。同じだけど、違うところが好き。この2年間との違いはチームメイト。バレンティーノと僕にとって、グレートなシーズンになることを願い、期待する。」
「僕たちは長い間を通じて確固たる関係を確立し、お互いに多くのことを学ぶ。2021年の目標は良くすること。人として、ライダーとして、そして、アスリートとして自分自身を向上させること。昨年は非常に速く、グレートなレースをして、グレートなリザルトを獲得したから、厳しくなることを覚悟している。それでも、2020年と比較して改善が必要であり、毎年向上に努めなければいけない。それが目標だ。」
バレンティーノ・ロッシ
「ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームの一員になれたことは大きな誇りだ。僕にとって新たな挑戦。非常に若いチームだけど、この2年間は非常に戦闘力があった。今年のバイクを見ることができて嬉しい。カラーリング、ツナギ、ヘルメットが本当に気に入った。カッコイイ!」
「2021年の目標は戦闘的になり、勝利に向けて、表彰台獲得に向けて、そして、チャンピオンシップのグッドなポジションの獲得に向けてファイトすること。最善を尽くすために僕たち全員が目標に向かって集中している。フランコと共に、僕たちは良く知っていることから、非常に興味深い組み合わせだと思う。チーム全体が高いモチベーションを持ち、シーズンの最後に可能な限りベストなリザルトを一緒に獲得するために全力を尽くそう。スタートの準備は整っている。」
発表会では、中量級と軽量級に参戦するペトロナス・スプリンタ・レーシングのチャビ・ビエルゲ、ジェイク・ディクソン、ジョン・マックフィー、ダーリン・ビンダーも登場。カレックス機とホンダ機のカラーリングを公開した。
ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは、3月6日からロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストに参加。新体制として本格的な準備に取り組む。
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