軽量級は19日、開幕戦カタールGPと第2戦ドーハGPの開催地、ロサイル・インターナショナル・サーキットで3日間のオフィシャルテストを開始。新型コロナウイルスのPCR検査で陽性反応が検出され、活動の拠点イタリアに滞在する鈴木竜生を除いだ27名のヤングライダーたちがテストプログラムに着手した。
ドライコンディションの中、最初のセッション(9時40分から10時40分)は18名の走行にとどまったが、2度目(13時20分から14時30分)、3度目(16時40分から17時50分)のセッションでは27名全員が走行。
新天地のペトロナス・スプリンタ・レーシングからホンダ機に乗り換えたダーリン・ビンダーがトップタイムをマークすれば、軽量級のラストシーズンとなるチームメイトのジョン・マックフィーは、0.026秒差の2番手、1年前に当地で開催されたオフィシャルテストで総合1番手だったフィリップ・サラッチは0.040秒差の3番手、デニス・フォッジャとガブリエル・ロドリゴがトップ5入り。
KTM機に乗り換えたジャウメ・マシアは、0.114秒差の総合6番手。新人勢の最高位はイサン・グエバラの総合9番手。
日本勢は、鳥羽海渡は50ラップを周回して1.292秒差の総合15番手。國井勇輝は、最初のセッションのアウトラップで赤旗の原因となるオイル漏れが発生したことから走行できなかったが、2度のセッションで41ラップを周回して総合17番手。佐々木歩夢は41ラップを周回して総合24番手。山中琉聖は42ラップを周回して総合25番手だった。
オフィシャルテストは21日まで当地で開催。
QATAR MOTO3 OFFICIAL TEST RESULTS
最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、オフィシャルテストのビデオコンテンツの配信だけでなく、開幕戦カタールGPを完全網羅の生中継で配信