『Moto2™クラス』プレビュー~サム・ロウズ包囲網

ガードナー、ディ・ジャンアントニオ、ベルェッキらがストップ・ザ・ロウズに挑む。

第2戦ドーハGPは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで4月2日(金)に初日、4日(日)に決勝レースを開催。開幕戦カタールGPでポールポジションから優勝を挙げたサム・ロウズにライバルたちが挑戦する。

シーズンのオープニングレースでは、昨シーズンの結果とオフィシャルテストの結果が示したように、ロウズ、レミー・ガードナー、マルコ・ベルェッキが優勝、表彰台争いを展開すれば、新天地に移籍したファビオ・ディ・ジャンアントニオ、ジョー・ロバーツ、ボ・ベンスナイダーが上位に進出。

注目は新人勢。ラウール・フェルナンデェスは最高位の5位に獲得すれば、キャメロン・ボビエは軽量級に1年参戦した2009年以来となる当地に適応して11位に進出。小椋藍は11位を争うグループ内で走行。プレイベートテストからステップ・バイ・ステップで適応、成長した走りを見せていることから、2戦目でどこまで行けるのか期待が高まる。

『Moto2™クラス』の決勝レースは、4月4日18時20分、日本時間24時20分にスタート。

タイムスケジュール
4月2日(金)
14時45分(20時45分): フリー走行1(40分間)
19時05分(01時05分): フリー走行2(40分間)
4月3日(土)
14時20分(20時20分): フリー走行3(40分間)
18時25分(24時25分): 公式予選1(15分間)
18時50分(24時50分): 公式予選2(15分間)
4月4日(日)
15時10分(21時10分): ウォームアップ走行(20分間)
18時20分(24時20分): 決勝レース(20ラップ)

過去のカタールGP決勝レースリザルト
2021年-ドライコンディション
優勝:サム・ロウズ(カレックス)
2位:レミー・ガードナー(カレックス)+2.260秒差
3位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)+5.228秒差
2020年-ドライコンディション
優勝:長島哲太(カレックス)
2位:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)+1.347秒差
3位:エネア・バスティアニーニ(カレックス)+1.428秒差
2019年-ドライコンディション
優勝:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)
2位:トーマス・ルティ(カレックス)+0.026秒差
3位:マルセル・シュロッター(カレックス)+2.123秒差
2018年-ドライコンディション
優勝:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)
2位:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)+0.112秒差
3位:アレックス・マルケス(カレックス)+5.625秒差
2017年-ドライコンディション
優勝:フランコ・モルビデッリ(カレックス)
2位:トーマス・ルティ(カレックス)+2.681秒差
3位:中上貴晶(カレックス)+3.304秒差
2016年-ドライコンディション
優勝:トーマス・ルティ(カレックス)
2位:ルイス・サロン(カレックス)+9.610秒差
3位:シモーネ・コルシ(スピードアップ)+9.665秒差

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