FIM国際モーターサイクリズム連盟は22日、『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』をフランス、イタリア、マレーシア、オランダ、北米、スペイン、イギリスで開催することを発表した。
同連盟は、1月28日に『MotoGP™世界選手権』の商業権を所有するドルナスポーツの協力を得て、『Road to MotoGP™』の新たなプラットフォーム『FIM MiniGP World Cup(ミニGPワールドカップ)』の開催を発表。
世界各地で開催される大会を同じ傘下に置き、統一及び標準化することで、世界中のヤングライダーたちに平等なプラットフォームを提供し『MotoGP™世界選手権』に向けた技術と機会、両側面の強化を目的に開催。
『ミニGPワールドシリーズ』は、1か国以上の国、または地域の連盟が運営。シリーズの各レースは、競技を標準化する目的で同じ競技規則及び技術規則に準拠する。
レースは、国際モーターサイクリズム連盟または国内連盟によって設定された最低基準を満たすカートサーキットで開催され、最低のレース距離も設定される。参加者の年齢は10歳から14歳。イタリアのオーバレが製造する『Ohvale GP-0 160』を使用し、シングルタイヤサプライヤーとなるピレリがイベント毎にタイヤを割り当てる。
開催日程は、最低4戦の8レース。各レース最低15人のレギュラーライダーがエントリー。最初のイベントは2021年7月までに開催され、最終戦を2021年10月17日までに実施。
国内、地域、大陸で開催される全てのシリーズのチャンピオンには、『MotoGP™世界選手権』最終戦開催の前の週に先立って開催されるワールドファイナルに参加する機会が提供され、勝者は年齢と出身地、国籍に応じて、キャリアの次のステップとなる『Road to MotoGP™』のプログラム(イデミツ・アジア・タレント・カップ、ホンダ・ブリティッシュ・タレント・カップ、ノーザン・タレント・カップ、ヨーロピアン・タレント・カップの選考会参加または直接の参戦)への参加が確保される。
今回、複数の国及び大陸から『ミニGPワールドシリーズ』を開催する申請があり、7ヶ国で開催することを承認。
フランスは『Mini GP France』として、5月下旬にル・カステルで初開催。全4戦が計画され、イタリアでは4月25日にマリオーネで開幕され、全5戦に18人がエントリー。マレーシア、オランダ、アメリカ、スペイン、イギリスでも開催が決まっている。
The first7️⃣Cups to be included in the new #FIMminiGP Series with have been unveiled.
— FIM (@FIM_live) April 22, 2021
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Pic © #Ohvale pic.twitter.com/4v96hofrd9