『FIM CEV REPSOL』~ポルトガルで開幕戦

松山拓磨、西村硝、羽田太河、石塚健、内海孝太郎がエストリルに挑戦

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にエストリル・サーキットで開幕戦ポルトガル・エストリル大会を開催。22日からテストセッションが始まり、24日に予選、25日に決勝レースが開催される。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
『Moto3™クラス』に王者イサン・グエバラ(スペイン)、総合2位チャビエル・アルティガス(スペイン)、総合3位ペドロ・アコスタ(スペイン)、総合7位アドリアン・フェルナンデェス(スペイン)、総合10位ロレンソォ・フェロン(フランス)の5名を輩出したカテゴリーに35名が参戦。

注目は、昨年総合4位に進出したホセ・フリアン・ガルシア(スペイン)、総合5位ダニエル・オルガド(スペイン)、総合6位ダビド・サルバドール(スペイン)、総合8位ジェラルド・リウ(スペイン)、先週末の『Red Bull MotoGP Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』の開幕戦ポルトガル・ポルティマオ大会で2連勝を挙げた『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』王者ダビオ・アロンソ(コロンビア)と表彰台を獲得したディオゴ・モレイラ(ブラジル)。

日本からはイデミツ・アジア・タレント・カップ出身の松山拓磨(まつやまたくま)と西村硝(にしむらしょう)が継続参戦。『British Talent Cup(ブリティッシュ・タレント・カップ)』で総合2位を獲得したエディ・オシェイ(イギリス)にも目が離せない。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
『Moto2™クラス』に王者ヤリ・モンテッラ(イタリア)、『スーパースポーツ世界選手権』に総合2位ニキ・トゥーリ(フィンランド)、『MotoE™ワールドカップ』に総合3位アレッサンドロ・ザッコーネ(イタリア)を送り出した中量級は、フル参戦2年目に初表彰台、初優勝を狙う総合4位の羽田太河(はだたいが)を中心に『MotoE™ワールドカップ』にも参戦する総合6位チャビエル・カルデルス(アンドラ)、総合14位ルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)、スーパーストック600王者のフェルミン・アルデグエル(スペイン)、『Moto2™クラス』を経験したディマス・エッキー・プラタマ(インドネシア)とピオトル・ピエシエキルスキ(ポーランド)らが参戦。石塚健(いしづかたけし)はフル参戦3年目。

『Moto3™クラス』のシートを突然失ったアロンソ・ロペス(スペイン)は、アルデグエルのチームメイトとして、ボスコスクロ(旧スピードアップ)を走らせる。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
『Moto3™ジュニア世界選手権』の登竜門に位置付けら、今季もホンダ機のワンメイクカップとなるが、開催5年目はブリヂストンのタイヤを装着。日本から内海孝太郎(うちうみこうたろう)が2007年に『125ccクラス』で総合2位を獲得したエクトル・ファウベル(スペイン)率いるチームから初参戦する。

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦ポルトガルGPの決勝レースをオンデマンドで配信