『MotoE™ World Cup』~開催3年目が開幕

初の日本人ライダーとして、スーパースポーツから転向してきた大久保光がデビュー

Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』は、今週末に開幕戦スペイン大会をヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催。現王者ジョルディ・トーレスを中心としたタイトル争いが始まる。

エネルジカ製の電動自動二輪車『EGO CORSA(エゴ・コルサ)』を使用したワンメイクカップは、今年で開催3年目を迎え、18名のレギュラーライダーたちの平均年齢は24.8歳。最年長は33歳のトーレス。最年少は4月5日に16歳の誕生日を迎えたフェルミン・アルデグエル(2021年から出走最低年齢が18歳から16歳に改訂)。

昨年の開幕戦スペイン大会で全セッションを制して優勝を挙げたエリック・グラナドは、 3月と4月に当地で開催された2度のオフィシャルテストでオールタイムラップレコードを非公式ながら連続して更新し、連続してテスト総合1番手に進出すれば、第2戦アンダルシア大会でポールポジションから優勝を挙げたドミニケ・エガーターは、8ラップのレースシミュレーションで2番手に10.419秒差のリードを広げてトップでゴール。

参戦2年目のチャビエル・カルデルスとルーカス・トゥロビッチ、初参戦のアレッサンドロ・ザッコーネとミケール・ポンスらが2度目のテストで上位進出。『スーパースポーツ世界選手権』から転向してきた大久保光は、テストで総合12番手と10番手だった。

『motogp.com』では全セッションのライブタイミング、公式予選『E-Pole』と決勝レースを生中継で配信。

タイムスケジュール
4月30日(金)
11時50分(18時50分):フリー走行1(30分間)
16時50分(23時50分):フリー走行2(30分間)
5月1日(土)
11時50分(18時50分):フリー走行3(30分間)
16時05分(23時05分):公式予選(40分間)
5月2日(日)
10時05分(17時05分):決勝レース(8ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年(スペイン大会)-ドライコンディション
優勝:エリック・グラナド
2位:マッテオ・フェラーリ:+3.044秒差
3位:ドミニケ・エガーター:+3.299秒差
2020年(アンダルシア大会)-ドライコンディション
優勝:ドミニケ・エガーター
2位:ジョルディ・トーレス:+2.688秒差
3位:マッティア・カサデイ:+3.759秒差

2021年シーズン開催日程
5月2日:スペイン(ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト)
5月16日:フランス(ルマン)
6月6日:カタルーニャ(バルセロナ-カタルーニャ・サーキット)
6月27日:オランダ(TT・サーキット・アッセン)
8月15日:オーストリア(レッドブルリンク)
9月18日:サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ(ミサノ・ワールド・サーキット)
9月19日:サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ(ミサノ・ワールド・サーキット)

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第4戦スペインGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信