アプリリア・レーシングは、11日から2日間、第6戦イタリアGPの開催地、ムジェロ・サーキットでプライベートテストを実施。アンドレア・ドビツィオーソがプロトタイプマシン『RS-GP』を試乗する。
今季休戦する35歳のイタリア人ライダーは、4月12日から3日間、第4戦スペインGPの開催地、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2013年から8年間乗り続けたドゥカティ機から乗り換え、タイムアタックをせず、一貫した走りに徹しながら、ライディングポジションの調整を進め、エンジン、シャーシ、エアロダイナミックス、電子制御などに対する厳格な分析をエンジニアたちに提供。
「1ヶ月後、アプリリアが僕のポジションを助けてくれる幾つかの変更を実行してくれることを願う。より快適となれるのかを確認したい。本当にハードにプッシュしたい場合、細部を確認して、全てを明確にし、快適さを感じなければいけない。その状況に到達するまで、プッシュすることは馬鹿げたことだと思う。」
「ラップタイムはそれほど悪くなかったけど、バイクをどこまでプッシュできるのか、限界を維持できるのかということ。快適さがないとき、ブレーキングとコーナーの入口と出口で限界に到達することはできないことから、全ての細部を完全に理解しなければいけない。本当にナイスなことが幾つかあり、良くしなければいけないこともあることは確かだけど、全てのバイクがそういうものだ」と初試乗後、次回テストの期待を語っていた。
最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第5戦フランスGPの決勝レースをオンデマンドで配信