フリー走行1:マーベリック・ビニャーレスが2度目の1番手発進

ザルコ、リンス、ミル、モルビデリがトップ5。クアルタラロ8番手、ミラー9番手、中上11番手

第6戦イタリアGPフリー走行1は28日、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、フラッグ・トゥ・フラッグとなった前戦フランスGPで2番グリッドから10位だった総合5位のマーベリック・ビニャーレスが最多の20ラップを周回し今季3度目のトップタイムをマーク。第3戦ポルトガルGP以来今季2度目の1番手発進を決めた。

気温20度、路面温度30度のドライコンディションの中、総合3位のヨハン・ザルコは、2年前の2019年に樹立された当地のトップスピード(時速356.7キロメートル)に接近する時速356.4キロメートルを記録。0.209秒差の2番手に進出すれば、総合2位フランチェスコ・バグナイアは0.593秒差の6番手。

第3戦ポルトガルGPで負傷したホルヘ・マルティンの負傷代替として今季初参戦のミケール・ピロは、3度のプライベートテストの実施した当地で7番手発進を決めれば、前戦で2戦連続の優勝を挙げた総合4位のジャック・ミラーは、2度のランで20ラップを周回して1.123秒差の9番手。

前戦で3レース連続の転倒を喫した総合12位のアレックス・リンスは、0.359秒差の3番手。総合6位のジョアン・ミルは0.583秒差の4番手に進出。

総合8位のフランコ・モルビデリは0.591秒差の5番手。ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロは0.973秒差の8番手。総合19位のバレンティーノ・ロッシは1.709秒差の17番手。

総合20位のミゲール・オリベイラは、KTM勢の最高位となる1.155秒差の10番手。2年前に初優勝を挙げた総合16位のダニロ・ペトルッチは18番手。

前戦後に右前腕を手術した総合7位のアレイシ・エスパルガロは、回復具合を確認しながら16ラップを周回して13番手。

開催前日に2台とも2021年型シャーシを使用することを説明した総合9位の中上貴晶は、14ラップを周回して1.198秒差の11番手。総合10位のポル・エスパルガロは12番手。総合17位のマルク・マルケスは19ラップを周回して1.684秒差の16番手。

昨年開催がキャンセルしたことから6人が当地初走行。総合11位のブラッド・ビンダーが14番手に進出すれば、総合21位のルカ・マリーニは15番手だった。

RESULTS

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