第6戦イタリアGPの決勝レースは30日、アウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、4番グリッドのレミー・ガードナーが最終ラップに逆転。昨年11月の最終戦ポルトガルGP以来今季初優勝を挙げ、ポイントリーダーの座を維持した。
気温23度、路面温度40度のドライコンディションの中、ポールポジションのラウール・フェルナンデェスはスタートからトップを走行していたが、右前腕の腕上がり症状に苦しみ、逆転を許して0.014秒差の2位。2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのマルコ・ベツェッキは8.021秒差の3位に入り、3戦連続の表彰台を獲得。
10番グリッドのジョー・ロバートは、8.004秒差の3番手でフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを超えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて4位。9番グリッドのマルセル・シュロッターは今季の最高位となる5位。
12番グリッドの小椋藍は23.170秒差の6位。6番グリッドのトニー・アルボリーノは7位。23番グリッドのキャメロン・ボビエ20番グリッドのハフィス・シャーリンは、今季の最高位となる8位と9位。23番グリッドのステファノ・マンツィは10位。15番グリッドのフェルミン・アルデグエルはデビュー戦で12位。
2番グリッドのサム・ロウズは、2番手走行中の22ラップ目8コーナーで今季8度目の転倒。5番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、4番手走行中の12ラップ目15コーナーで今季2度目の転倒。3番グリッドのホルヘ・ナバーロ、8番グリッドのチャビ・ビエルゲ、13番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスも転倒リタイア。
ウォームアップ走行で今季5度目の転倒を喫したニコロ・ブレガは、右肩を負傷したことから欠場。
軽量級の公式予選2で転倒したジェイソン・デュパスキエの同胞で一緒にトレーニングを積むトーマス・ルティは、決勝レースの出走を見送ることを決断した。
チャンピオンシップは、ポイントリーダーのガードナーが20ポイントを加算。総合2位のフェルナンデェスに対して、アドバンテージを6ポイント差に広げた。
RESULTS
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