ポイントリーダーのレミー・ガードナーが最高峰クラスに昇格

レッドブル・KTM・アジョから昇格する形でサテライトチームのテック3からの参戦が決定

KTM・ファクトリー・レーシングは2日、『Moto2™クラス』のポイントリーダーでレッドブル・KTM・アジョから参戦するレミー・ガードナーとの間で2021年に最高峰クラスに参戦することで合意。サテライトチームのテック3・KTM・ファクトリー・レーシングからデビューすることを発表した。

レジェンド、ワイン・ガードナーの息子、23歳のオーストラリア人ライダーは、2014年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに代役として世界デビュー。2015年から1年間軽量級にレギュラー参戦すると、翌年に中量級への参戦を開始し、2017年から2年間テックス3から参戦。昨年9月にKTMとの契約を結び、レッドブル・KTM・アジョからの参戦が決定すると、キャリア97戦目となった昨年11月の最終戦ポルトガルGPでキャリア初優勝。 KTMのプロジェクト『KTM GP Academy』に加入した今シーズンは、開幕戦カタールGPから5度目の表彰台、6度目のトップ4に進出。第6戦イタリアGPで今季初優勝をポイントリーダーに立つ。

レミー・ガードナー
「KTMがこの機会を与えてくれたことを大変嬉しく思う。僕にとって夢の実現であり、ここまでに取り組んできたことだ。僕にとっては信じられないチャンスであり、KTM機を走らせることが待ち切れない。僕を信じてくれたKTMに感謝したい。さあ、2021年を強力的な形でフィニッシュすることに集中する必要がある。『MotoGP™クラス』に到達するために、僕をサポートしてくれた全ての人たちに感謝したい。まだ始まったばかりだ。」

ピット・バイラー(モータースポーツディレクター)
「レミーが『Moto2™』のスピードとアビリティを具えていることを把握し、そのポテンシャルを確認したことから、来シーズンに『MotoGP™クラス』に迎え入れることを本当に嬉しくい思います。彼から来ることがもっと沢山あることを信じ、成長を続ける機会を持つことは重要です。彼は典型的なレーサーであり、非常に高い決意を持ち、決して諦めません。彼を見ることはエキサイティングであり、次のステップにおいて、一緒に働けることが楽しみです。繰り返しますが、『KTM GP Academy』が共に進むことを望むライダーたちに適切な機会を与えることができることも証明します。」

エルベ・ポンチャラル(テック3・KTM・ファクトリー・レーシング代表)
「我々はレミーを受け入れることを大変誇りに思い、嬉しく、自信があります。我々はKTMラインアップの強力な資産になると信じており、この決定が下されたことで、『Moto2™クラス』に100%集中することを助け、我々の2021年シーズンにおいても集中できるようになると思います。レミー、お帰り!プッシュを続け、2022年のアバンチュールに加入しましょう。」

KTMは1日にブラッド・ビンダーとの間で、2022年から3年間の契約に関して合意したことを発表。今回の発表により、最高峰クラスに起用する4人うち2人が決定した。

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