来季のグリッドは?残りは4枠

バレンティーノ・ロッシの引退発表、マーベリック・ビニャーレスのアプリリア入りが決定

モンスターエナジー・ヤマハ
2020年1月29日、ヤマハ発動機はファビオ・クアルタラロとの間で2021年からの2年契約を締結。

2020年1月28日、マーベリック・ビニャーレスと2021年からの2年契約を締結。レギュラーライダーの中では、誰よりも早く来季の所属先が決定したが、2021年6月28日、相互合意の下で2021年末に契約を終了することを発表。2022年の1枠が空席。

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チーム
2020年7月13日、フランコ・モルビデリとの間と2021年から2年契約に合意。最高峰クラスにレギュラー参戦する22名中唯一のチーム契約。

2020年9月27日、ヤマハ発動機とバレンティーノ・ロッシとの間で2021年末まで1年間の契約更新に合意しサテライトチームからの参戦が決定。2021年8月5日、サマーブレイク明けの後半戦緒戦となった第10戦スティリアGPの開催前日、1996年にキャリアで初めて表彰台を獲得した舞台レッドブルリンクで最高峰クラス23年目、キャリア通算27年目のシーズン終了後に現役から引退することを発表。2022年の1枠が空席。

チーム・スズキ・エクスター
2020年4月19日にアレックス・リンス、2020年5月2日にジョアン・ミルとの間で2021年と2022年の起用に関して合意。

レプソル・ホンダ・チーム
2020年2月20日、ホンダ・レーシングはマルク・マルケスとの間で2021年から4年間の契約を更新。異例の長期契約を締結すれば、2020年7月13日にはポル・エスパルガロと2021年からの2年契約に合意。

LCR・ホンダ
2020年7月13日、ホンダ・レーシングはアレックス・マルケスとの間で2021年からの2年契約更新に合意し、サテライトチームのLCR・ホンダからの参戦を発表。2020年10月22日には、ホンダ・レーシングと中上貴晶との間で2021年以降の複数年契約に合意したことを発表(事後インタビューで契約期間が2年であることを説明)。

アプリリア・レーシング・チーム
2020年6月9日、アプリリア・レーシングはアレイシ・エスパルガロとの間で2022年まで契約期間を2年延長することで合意。

2021年8月16日、マーベリック・ビニャーレスとの間で延長のオプションが含まれた1年契約に合意したことを発表。ファクトリーチームとして参戦を開始する2022年のチーム体制が決定。

ドゥカティ・レノボ・チーム
2020年5月27日、ドゥカティ・コルセはジャック・ミラーとの間でファクトリーチームに昇格する条件で、1年延長のオプションが含まれた1年契約を更新。2021年5月24日、オプションを施行し2022年の継続起用を発表。

2020年9月30日、フランチェスコ・バグナイアとの間でファクトリーチームに昇格する条件で契約期間を1年延長することで合意。ミラーの契約延長を発表した際に、ジェネラルマネージャーのジジ・ダリーニャは「我々の目標は引き続きタイトル獲得であり、ジャックとペッコと共に、2022年も主役になれると信じています」とバグナイアの継続起用を明言。

プラマック・レーシング
2020年9月30日、ドゥカティ・コルセはヨハン・ザルコとの間で1年延長のオプションを含む2021年からの1年契約を締結。サテライトチームのプラマック・レーシングから参戦することを発表すれば、同日には、ホルヘ・マルティとの間で2021年からの2年契約を締結。最高峰クラス1年目をプラマック・レーシングから始めることを発表すると、2021年6月3日、同チームがザルコとマルティンの継続起用を発表。ドゥカティ・コルセがザルコのオプションを施行した。

エスポンソマラ・レーシング
2021年4月30日、ドゥカティ・コルセのスポーティングディレクター、パウロ・チャバッティはイタリアの放送局『SKY SPORTS』のインタビューに応え、「我々は、2つのインディペンデントチームを起用する意向がありますが、残念なことに、ラウール・ロメロのチーム(エスポンソラマ・レーシング)は契約を更新しなかったことから、2022年から参戦しません」とシーズン末に最高峰クラスから撤退することが明らかになる。

アラムコ・レーシング・チーム・VR46
2021年6月24日、バレンティーノ・ロッシが主宰するVR46はドルナスポーツとの間で2022年から5年間の最高峰クラス参戦に関して合意。同時にドゥカティ・コルセとの間で2022年からの3年間の提携に関して合意したことを発表。ドゥカティのサテライトチームとして参戦を開始。

チームマネージャーに就任するパブロ・ニエトは、ドゥカティ・コルセと契約を結び、VR46と提携するエスポンソマラ・レーシングから最高峰クラスにデビューしたルカ・マリーニの起用を明言。バレンティーノ・ロッシの引退発表後、マルコ・ベツェッキが有力候補であり、交渉を進めていることを説明。ベツェッキはヤマハのサテライトチームからもオファーを受けている。

フレックスボックス・グレシーニ・レーシング
2020年12月15日、グレシーニ・レーシングは国際ロードレーシングチーム連盟との間で2022年から5年間の参戦に関して合意し、インディペンデントチームとして参戦することを発表。

2021年6月17日、ドゥカティ・コルセとの間で2021年から2年間のパートナーシップに合意。今季から2年契約を結び、中量級で起用するファビオ・ディ・ジャンアントニオとドゥカティ・コルセとの間で今季から1年延長のオプションを含む1年契約を結ぶエネア・バスティアニーニを起用することを発表。

レッドブル・KTM・ファクトリ・レーシング
2020年6月25日、KTM・レーシングはブラッド・ビンダーミゲール・オリベイラを2021年にファクトリーチームで起用することを発表。

2021年5月31日、ブラッド・ビンダーとの間で契約期間を2024年末まで延長したことを発表。2023年と2024年の契約は、マルク・マルケスに続き2人目。

2021年6月6日、ミゲール・オリベイラは優勝を挙げた第7戦カタルーニャGP決勝レース後のプレスカンファレンスで「来シーズン末までの2年契約を結んでいる。僕にとっては、これで良い。長期契約を結んでいるのはマルク・マルケスとブラッド・ビンダーの2人だけ。KTMは、ブラッドの高い可能性が見えたことから維持することを望んだ。これには賛成。僕の場合、KTMが僕に対して満足していると思うけど、契約を延長することで、そのことを確認する必要はない。その時期が来るだろう」と契約に関して言及。

テック3・KTM・ファクトリ・レーシング

2021年6月1日、KTM・レーシングは中量級で起用するレミー・ガードナーとの間で契約を更新し、2021年にテック3・KTM・ファクトリ・レーシングで起用することを発表。

2021年8月7日、中量級で起用するラウール・フェルナンデェスとの間で契約を更新し、2021年にテック3・KTM・ファクトリ・レーシングで起用することを発表。

残り4枠
第11戦オーストリアGP終了時点で4枠が決まっておらず、総合18位のダニロ・ペトルッチと総合20位のイケル・レクオナは最高峰クラスの継続参戦を希望する一方で、スーパーバイク世界選手権の転向を視野に入れ複数のチームと交渉中。

2チームからオファーを受ける中量級総合3位のマルコ・ベツェッキの決断に注目が集まり、総合4位のサム・ロウズ、総合6位のアウグスト・フェルナンデェス、総合10位のチャビ・ビエルゲ、総合19位のジェイク・ディクソン、軽量級に参戦するダーリン・ビンダーらが最高峰クラス昇格の候補に挙げら、復帰を目指すアンドレア・ドビツィオーソの去就にも注目が集まる。

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