決勝レース:ペドロ・アコスタが今季4勝目

鳥羽が今季初の表彰台獲得。鈴木8位、山中転倒後に18位、國井接触転倒リタイア

第8戦ドイツGP決勝レース(周回数:27ラップ)は20日、ザクセンリンクで行われ、フリー走行1から単独を繰り返し、ウォームアップ走行で週末2度目の1番手に進出した13番グリッドのペドロ・アコスタが第4戦スペインGP以来今季4勝目を挙げた。

気温28度、路面温度33度のドライコンディションの中、5番グリッドの鳥羽海渡は0.130秒差の2位。昨年10月の第12戦テルエルGP以来11戦ぶり3度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのデニス・フォッジャは0.359秒差の3位に入り、2戦ぶり3度目の表彰台を獲得。

20番グリッドのジェリミー・アルコバは0.259秒差の3番手でフィニッシュしたが、トラックリミットを超えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて4位。10番グリッドのアンドレア・ミニョは5位。7番グリッドのニッコロ・アントネッリは6位。

14番グリッドのセルジオ・ガルシアは6番手、3番グリッドの鈴木竜生は7番手でフィニッシュしたが、最終ラップにトラックリミットを超えたことからポジションを1つ降格するペナルティが科せられて7位と8位。15番グリッドのチャビエル・アルディガスと12番グリッドのイサン・グエバラがトップ10入り。

18番グリッドのダーリン・ビンダーは、公式予選1で他車と接触したことからライドスルーペナルティが科せられ、ピットレーンを通過したがポイント圏内の14位でゴール。

21番グリッドの山中琉聖は、トップグループ走行中の15ラップ目1コーナーで今季4度目の転倒を喫したが、チームのホームレースで最後まで走り切って18位。

ポールポジションのフィリップ・サラッチは13ラップ目にリタイヤ。8番グリッドのロマーノ・フェナティ、9番グリッドのステファノ・ネパ、19番グリッドのガブリエル・ロドリゴは、トップグループ走行中に転倒リタイア。

16番グリッドの國井勇輝は、トップグループ走行中の4ラップ目13コーナーで他車と接触して今季2度目の転倒、今季初の転倒リタイア。

17番グリッドのジャウメ・マシアは、トップグループで走行中に他車との接触したことからロングラップペナルティが科せられたが、15ラップ目の1コーナーで他車と接触して今季2度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのアコスタが25ポイントを加算。総合2位のガルシアにアドバンテージを55ポイント差に広げた。

RESULTS

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