73年目を迎えたチャンピオンシップのプレミアムクラスにおいて、第5戦フランスGPでドゥカティ機を走らせるジャック・ミラーが優勝すると、第6戦イタリアGPでヤマハ機のファビオ・クアルタラロ、第7戦カタルーニャGPでKTM機のミゲール・オリベイラ、第8戦ドイツGPでホンダ機のマルク・マルケスが優勝。46年ぶりに4戦で異なる4メーカーが優勝を挙げた。
1975年、第4戦ネイションズGPでヤマハ機を駆けたジャコモ・アゴスティーニが優勝を挙げると、第5戦ツーリスト・トロフィーでカワサキ機のミック・グラント、第6戦ダッチTTでスズキ機のバーリー・シーン、第7戦ベルギーGPでMVアグスタ機のフィリ・リードが優勝。
最初に異なる4メーカーが4戦で優勝を挙げたのは1973年。第2戦オーストリアGPでヤマハ機のヤーノ・サーリネン、第3戦西ドイツGPでMVアグスタ機のフィリ・リード、第4戦ツーリスト・トロフィーでスズキ機のジャック・フィンドレイ、第5戦ユーゴスラビアGPでケーニッヒ機のキム・ニューカムが優勝。
伝統の舞台、TT・サーキット・アッセンで開催される今週末の第9戦TTアッセンでスズキが今季初優勝、アプリリア最高峰クラスで初の優勝を挙げれば、史上初となる5メーカーによる優勝記録が樹立される。
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