国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで第4戦ポルトガル・ポルティマオ大会を開催。1日からテストセッションが始まり、3日に予選、4日に決勝レースが行われる。
『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
注目は、前戦スペイン・カタルーニャ大会の第2レースで今季4勝目を挙げたダニエル・オルガド(スペイン)。『Red Bull MotoGP Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』でもタイトル争いを展開するライバルたち、総合2位のイバン・オルトラ(スペイン)、総合3位のダビド・ムニョス(スペイン)、総合4位のダビド・サルバドール(スペイン)、前戦でポールポジションを獲得した総合5位のマリオ・アジ(タイ)らが前半戦のラストレースで優勝、表彰台を獲得し確実にポイント差を詰めたいところ。
3ヶ月前に当地で開催されたレッドブル・ルーキーズ・カップの開幕戦ポルトガル大会で2連勝を挙げた総合9位のダビド・アロンソ(コロンビア)と優勝争いをした総合12位のディオゴ・モレイラ(ブラジル)は、前半戦で大きく引き離されたことから、これ以上の取りこぼしは避けたいところ。
『Moto3™クラス』に4度参戦した総合7位の松山拓磨(まつやまたくま)は昨年の経験、西村硝(にしむらしょう)はレッドブル・ルーキーズ・カップの経験を活かして上位進出、ポイント圏内の進出を狙う。
『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
2レースが開催される中量級。レギュラー参戦する『MotoE™ワールドカップ』と負傷代役で参戦した『Moto2™クラス』で存在感を見せたフェルミン・アルデグエル(スペイン)がオープニングレースからの連勝記録を伸ばせるかに注目が集まる。
アルデグエルの連勝を止めたいのは、総合2位のアロンソ・ロペス(スペイン)と総合3位のルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)。
前戦のフリー走行で転倒した際に右手の小指と薬指を負傷した総合13位の羽田太河(はだたいが)は欠場。前戦を欠場した総合23位の石塚健(いしづかたけし)が復帰する予定。
『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
前戦で決勝レースの出走を逃した内海孝太郎(うちうみこうたろう)は、素早くトラックに順応して、2グループに分かれる予選を突破したいところ。
『FIM CEV REPSOL』のオフィシャルユーチューブチャンネルでは、現地時間の11時00分、日本時間の19時00分から生中継配信。