『FIM CEV REPSOL』~フェルミン・アルデグエルが怒涛の7連勝!

ザクセンリンクとアッセンに負傷代役したジョエル・ケルソがポールポジションから初優勝

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、週末にポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで第4戦ポルトガル・ポルティマオ大会を開催。16歳のスペイン人ライダー、フェルミン・アルデグエルがシーズンのオープニングレースから史上最多となる7レース連続優勝を達成した。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
第6戦イタリアGPの決勝レースで背中を負傷したマキシミリアン・コーフラの代替として第8戦ドイツGPと第9戦TTアッセンに起用された18歳のオーストラリア人ライダー、ジョエル・ケルソが参戦2年目で初めてのポールポジションから転倒赤旗が原因で16ラップから10ラップに短縮されたレースで初優勝を挙げた。

ポイントリーダーのダニエル・オルガド(スペイン)は、9番グリッドから0.005秒差の2位。2レース連続5度目の表彰台を獲得すれば、11番グリッドのマルコス・ウリアルテ(スペイン)は0.195秒差の3位に入り、初表彰台を獲得。

32番グリッドの西村硝(にしむらしょう)は、トップグループに追いついた9ラップ目に転倒したが、最後まで走り切って27位。21番グリッドの松山拓磨(まつやまたくま)は3ラップ目に転倒リタイアした。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
レギュラー参戦する『MotoE™ワールドカップ』と負傷代役で参戦した『Moto2™クラス』で存在感を見せたポイントリーダーのアルデグエルは、2戦連続のポールポジションから第1レースと第2レースで連続優勝。昨年王者ヤリ・モンテッラが樹立したオープニングレースからの6連勝を更新する7連勝を達成。モンテッラは全11レースで8勝を挙げていた。

2番グリッドのアロンソ・ロペス(スペイン)は、第1レースこそ5.434秒差の2位だったが、第2レースでは最終ラップまで優勝争いを繰り広げ、コースアウトが原因で3位。

3番グリッドのアダム・ノルディン(マレーシア)は第1レースで今季3度目の3位を獲得。4番グリッドのチャビエル・カルデルス(アンドラ)は第2レースで自己最高位の2位を獲得した。

前戦スペイン・カタルーニャ大会のフリー走行で転倒した際に右手の小指と薬指を負傷した総合13位の羽田太河(はだたいが)は欠場。15番グリッドの石塚健(いしづかたけし)は連続11位だった。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
31番グリッドの内海孝太郎(うちうみこうたろう)は、グリッド上でマシンがストップ。スタートできずにリタイアを強いられた。

次戦はスペイン・アラゴン大会は、モーターランド・アラゴンで2週間後の7月25日に決勝レースが開催される。

RESULTS

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