フリー走行1:中上貴晶が今季初の1番手発進

上位陣がタイヤを履き替えれば、マルケス兄、ヤマハ勢、ドゥカティ勢はタイヤを維持

第10戦スティリアGPフリー走行1は6日、レッドブルリンクで行われ、総合11位の中上貴晶が3度のランでフロント、リア共に新品のミディアムタイヤに履き替え、ベストレースラップ(1分23秒827)を上回る1分23秒805を刻み、第7戦カタルーニャGPのウォームアップ走行以来今季4度目のトップタイムをマーク。昨年11月の第14戦バレンシアGP以来、今季初めて1番手発進を決めた。

気温22度、路面温度25度のドライコンディションの中、日本で開発作業が続けられたリアのホールショットデバイスは、まだ装着されていないが、総合4位のジョアン・ミルは0.076秒差の2番手。総合14位のアレックス・リンスは0.416秒差の4番手に進出。

アプリリア、レッドブルリンクでも好発進
総合8位のアレイシ・エスパルガロは0.378秒差の3番手。総合23位のロレンソォ・サバドーリは22番手。

レプソル・ホンダの両雄が5-6番手
総合12位のポル・エスパルガロは0.449秒差の5番手。トップ5が3度のランでフロント、リア共に新品タイヤを投入した中、総合10位のマルク・マルケスはタイヤを履き替えずに24ラップを周回して0.670秒差の6番手。総合15位のアレックス・マルケスは13番手。

ヤマハ勢はタイヤを履き替えずロングランを実行
総合6位のマーベリック・ビニャーレスは、25ラップを周回して0.687秒差の7番手。ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロは、2度のランで最多の26ラップを周回して0.775秒差の8番手。

総合19位のバレンティーノ・ロッシは、22ラップを周回して1.459秒差の16番手。負傷代役のカル・クラッチローは、フランコ・モルビデリ機に乗り込んで20ラップを周回し2.285秒差の23番手。

ドゥカティ勢の最高位はザルコの9番手
デスモセディチGP21を走らせる4人はタイヤを履き替えず、総合2位のヨハン・ザルコは0.775秒差の9番手。総合5位のジャック・ミラーは10番手。総合3位のフランチェスコ・バグナイアは2度のランで最多の26ラップを周回して12番手。総合18位のホルヘ・マルティンは17番手。

2人の新人、総合20位のルカ・マリーニと総合16位のエネア・バスティアニーニは3度目のランで新品タイヤを装着して14番手と21番手。

KTMの最高位はペドロサの11番手
ワイルドカードのダニ・ペドロサは、14ラップ目のバイクがストップして1.045秒差の11番手。総合7位のミゲール・オリベイラは、3コーナーで今季5度目の転倒を喫して15番手。総合9位のブラッド・ビンダーは18番手。総合17位のダニロ・ペトルッチは19番手。総合21位のイケル・レクオナは3コーナーで今季11度目の転倒を喫して20番手だった。

RESULTS

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