フリー走行1:ヨハン・ザルコがオールタイムラップレコード更新

ミル、リンス、中上、エスパルガロ兄がトップ5。クアルタラロ6番手、マルケス兄9番手

第11戦オーストリアGPフリー走行1は13日、レッドブルリンクで行われ、総合2位のヨハン・ザルコが4度目のランでフロント、リア共に新品タイヤに履き替えて前戦スティリアGPの公式予選2で記録されたオールタイムラップレコード(1分22秒994)を更新する1分22秒827を刻み、今季7度目のトップタイムをマーク。2018年8月の第10戦チェコGP以来3年ぶりに1番手発進を決めた。

気温25度、路面温度27度のドライコンディションの中、スズキの両雄は課題の予選を視野に入れ、3度目のランでフロント、リア共に新品タイヤを履き、総合3位のジョアン・ミルが0.798秒差の2番手。総合13位のアレックス・リンスは0.903秒差の3番手に進出。

中上が4番手発進
総合11位の中上貴晶は3度目のランでフロント、リア共に新品タイヤに履き替えて0.963秒差の4番手。総合16位のアレックス・マルケスは7番手。

総合10位のマルク・マルケスは、右腕に違和感を抱く仕草を見せたが、タイヤを履き替えずに22ラップを周回して1.140秒差の9番手。総合14位のポル・エスパルガロも同じタイヤで走り続けて11番手。

1人体制のアプリリア
総合9位のアレイシ・エスパルガロは、16ラップの周回にとどまって1.014秒差の5番手。

タイヤを履き替えなかった中でクアルタラロが1番手
ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロは、22ラップ目の9コーナーで失速したが、新品タイヤに履き替えずに1.038秒差の6番手。総合19位のバレンティーノ・ロッシは14番手。負傷代役のカル・クラッチローは20番手。

今週末のエントリーが取り消されたマーベリック・ビニャーレスは、トラックサイドからセッションを視察。

ドゥカティ勢はタイヤ履き替えずに周回
総合4位のフランチェスコ・バグナイアは、タイヤを履き替えずに23ラップを周回して1.076秒差の8番手。総合12位のホルヘ・マルティンは1.217秒差の10番手。総合17位のエネア・バスティアニーニは12番手。総合20位のルカ・マリーニは13番手。総合5位のジャック・ミラーは17番手。

KTM、最高位は15番手のオリベイラ
総合7位のミゲール・オリベイラは、タイヤを履き替えずに1.520秒差の15番手。総合8位のブラッド・ビンダーは最多の24ラップを周回して16番手。総合18位のダニロ・ペトルッチは18番手。総合21位のイケル・レクオナは19番手だった。

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