シーズンの最終的な開催日程が決定

延期のアルゼンチンがキャンセル、最終戦後にヘレスで2日間のオフィシャルテスト開催

国際モーターサイクルリズム連盟(FIM)は11日、『MotoGP™ World Championship(MotoGP™世界選手権)』の2021年シーズンに関して、国際ロードレーシングチーム連盟(IRTA)、ドルナスポーツと共に最終的な開催日程を発表。全18戦の開催となり、1月22日に開催が延期されていた『Gran Premio de la República Argentina(アルゼンチンGP)』は、新型コロナウイルスのパンデミック、ロジスティックの制限、施設の再建設により、キャンセルが義務付けられ、2022年4月の開催を目指すことになった。

8月19日に発表されたミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリでの2戦目は、イタリアのヘルメットメーカー、ノーランの支援を受け、グランプリ名称が『Gran Premio Nolan dell’Emilia Romagna e del Made in Italy(エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP)』となる。

2021年シーズンは、『Gran Prix of Finland(フィンランドGP)』、『Motul Grand Prix of Japan(日本GP)』、『Red Bull Australian Motorcycle Grand Prix(オーストラリアGP)』、『OR Thailand Grand Prix(タイGP)』、『Malaysia Motorcycle Grand Prix(マレーシアGP)』、『Gran Premio de la República Argentina(アルゼンチンGP)』の6戦がキャンセル。

Grand Prix of Doha(ドーハGP)』、『MICHELIN® Styrian Grand Prix(スティリアGP)』、『Grande Premio do Algarve(アルガルヴェGP)』、『Gran Premio Nolan dell’Emilia Romagna e del Made in Italy(エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGP)』の4戦が追加された。

8月27日に発表されたプレシーズンのテスト日程に関しては、最終戦バレンシアGP後の11月18日から2日間、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでの開催が追加された。

MotoGP™クラス
11月18日~19日:ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト
1月31日~2月2日:セパン・インターナショナル・サーキット(シェイクダウンテスト)
2月5日~6日:セパン・インターナショナル・サーキット
2月11日~13日:マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット

Moto2™クラス&Moto3™クラス
2月22日~24日:ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト

全ての日付、イベント開催及び観客の収容はパンデミックと対応する開催国の政府及び当局の承認が対象となる。

New Calendar_2021

 

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